我が家の農事暦
2009/12/31 (木)

*この農事暦はlimelight2009農園日記をベースに作成している。  *定年退職後、家庭菜園を始め(千曲市在住)、今年は農園日記レンタルを利用させて頂きいろいろ記録した。せっかくのデータなのでこの農事暦をまとめることにした。.......カレンダーお天気農業ニュース農事暦ノート

月 \ 項目農事歳時記(生活・行事)備考
1月
(睦月)
年間計画・「注文書」(種子、苗、農薬、肥料、資材)
「農業収支計算書」(決算書)
越冬野菜・トンネルハウス・落葉堆肥
農機具点検整備・倉庫整理整頓
正月行事(神、仏、年始など)
七草
どんど焼き(日程 PTAプリント)
生活設計(長・短期ライフプラン)
誕生日
小寒
大寒

2月
(如月)
播種準備(育苗箱、トンネル)堆肥攪拌、圃場カルチ
越冬野菜追肥 剪定(果樹・植木)、植菌(椎茸)
確定申告:ホームページでファイル作成、e-Tax送信
初午(ぼたもち)
節分(まめまき)
.
命日
誕生日
立春
雨水
3月
(弥生)
石灰硫黄合剤による黒木消毒(果樹・植木)
[病害虫防除(年間)計画の開始]
越冬野菜の枯葉、除草・施肥・マルチング・防虫網
春野菜・温床・トンネル・直播の播種・育苗開始
ひな祭り(甘酒)
お彼岸 墓掃除・だんご
(彼岸入りと明け)
市・県民税等申告
誕生日
啓蟄
春分
4月
(卯月)
お花畑、山林の生育点検と再構築・盆花用アスター
春野菜の播種・管理作業、温度管理(おそ霜)注意
梅、あんずの摘果、りんごの花摘み
かたくり祭り(野点)
さらしな神社の春祭り
2009御開帳2010御柱祭[七年]
命日
清明
穀雨
5月
(皐月)
八十八夜夏野菜種蒔き・植付(ナス、こしょうなど)
りんご、桃、ラ・フランスの摘果ほか果樹管理作業
こどもの日・端午の節句
*住・メンテナンス
誕生日
立夏
小満
6月
(水無月)
梅雨、野菜一般の管理収穫(タマネギ、ジャガイモ)
ぶどう房作り、桃袋かけ、りんご徒長など果樹作業
梅、アンズ収穫・出荷、椎茸夏季管理
衣替え
梅漬・アンズ、いちごジャム作り
芒種
夏至
7月
(文月)
ぶどうジベレリン処理・袋かけ、桃収穫
野菜一般の管理、収穫・タマネギ出荷(下旬)
土用・丑の日小暑
大暑
8月
(葉月)
秋野菜・種蒔き、植付 果樹夏季管理
野菜一般の管理、収穫・タマネギ出荷(中旬)
石の戸(8/1やきもち、墓掃除)
七夕、花火、盂蘭盆会
(迎え火・送り火)
立秋
処暑
9月
(長月)
二百十日、十五夜(仲秋の名月)、ぶどう収穫
野菜一般の管理、収穫・タマネギ播種
お彼岸 墓掃除・だんご
(彼岸入りと明け)
さらしな神社の秋祭り
白露
秋分
10月
(神無月)
越冬野菜・種蒔き、秋野菜・芋根菜類などの収穫
りんごなど秋の「果物収穫」日程
衣替え
りんごジュース(12月)果
寒露
霜降
11月
(霜月)
玉ネギ、ニンニク、いちごの植付・ ふじの収穫出荷
トンネルハウス・防寒シート掛け(いちごなど)
果樹冬季管理・圃場の施肥、カルチ、土作り
落ち葉、資材収納・ 圃場片付け焼却
*住・メンテナンス
さらしな神社の新嘗祭
だいこん・野沢菜漬け
大根.ニンジン.白菜.ネギの貯蔵
命日
誕生日
立冬
小雪
12月
(師走)
トンネルハウス、整枝・剪定など冬季作業
年間の野菜・果樹園全般(事業)について整理・検討
クリスマス
大晦日
大雪
冬至

付録|農事暦ノート

1)更新記録
(1)農園日記DATA[ホームに戻る](12/31日 更新終了) limelight2009.04.05データページ
(2)主な「我が家の農事暦」更新記録
2009/11/23 レイアウト作成 2009/12/23 テスト記入 2010/01/21〜 *校正中
2)「我が家の農事暦」ノート  索引(目次)
[1月(睦月)]
0)この農事暦ノート記載事項について
1)「農業収支計算書」作成 2)「生活設計」
 *[2月(如月)]
3)播種準備(育苗箱、トンネル) 4)堆肥攪拌、圃場カルチ 5)越冬野菜追肥
6)剪定(果樹・植木)、植菌(椎茸) 7)確定申告(e-Tax送信) 
[考察ページ]
8)播種日と有効積算温度 9)発芽有効積算温度(付表)
*[野菜・果樹]高低温・病害虫・連作等障害発生記録
[3月(弥生)]
10)石灰硫黄合剤による黒木消毒(果樹・植木) [病害虫防除(年間)計画方針]
11)越冬野菜の枯葉除去・除草・施肥・マルチング・防虫網
12)温床・トンネルほか直播の播種と育苗開始・畝作り
[4月(卯月)]
13)お花畑、山林の生育点検と再構築・盆花用アスターの種蒔き 
14)春野菜の播種・管理作業、温度管理(おそ霜)に注意
15)梅、あんずの摘果、りんごの花摘み
[5月(皐月)]
16)八十八夜、夏野菜・種蒔き植付(ナス、こしょうなど)
17)りんご、桃、ラ・フランスの摘果ほか果樹管理作業
[6月(水無月)]
18)梅雨、野菜一般の管理、収穫(タマネギ、ジャガイモ)
19)ぶどう房作り、桃袋かけ、りんご徒長など果樹作業
20)梅、アンズ収穫・出荷、椎茸夏季管理
[7月(文月)]
21) ぶどうジベレリン処理・袋かけ、桃収穫
22) 野菜一般の管理、収穫・タマネギ出荷(下旬)
[8月(葉月)]
23) 秋野菜・種蒔き、植付 果樹夏季管理
24) 野菜一般の管理、収穫・タマネギ出荷
[9月(長月)]
25) 二百十日、十五夜(仲秋の名月)、ぶどう収穫
26) 野菜一般の管理、収穫・タマネギ播種
[10月(神無月)]
27) 越冬野菜・種蒔き、秋野菜・芋根菜類などの収穫
28) りんごなど秋の「果物収穫」日程
[11月(霜月)]
29) 玉ネギ、ニンニク、いちごの植付・ ふじの収穫出荷
30)トンネルハウス・防寒シート掛け(いちごなど)
31) 果樹冬季管理・圃場の施肥、カルチ、土作
[12月(師走)]
33) トンネルハウス、整枝・剪定など冬季作業
34) 年間の野菜・果樹園全般(事業)について整理・検討
[あとがき]


農事暦ノート
NO・1

[1月(睦月)]
0)この農事暦ノート記載事項について
「我が家の農事暦」の記載項目の詳細など補完的説明をしている。尚 歳時記欄などの
日常生活における情報、慣習(文化)の調べは
(1)戸倉町誌 第1巻 民俗編
(2)市、地区広報誌、その他各機関の配付誌・プリント、新聞、ホームページ
などを都度活用する。
1)「農業収支計算書」作成
確定申告用添付書類である。(国税庁の所得税[確定申告書等作成コーナー]利用の申告)
(1)事前にMysoft「農業収支計算」(Excelワークシート)で、伝票を仕分け、集計しておく
(2)電子申請用e-Taxソフト、電子署名用JPKI利用者ソフトのバージヨン等チェック
(3)住民基本台帳カード有効期限、前年度申告書ファイルの棚卸高、ID・パスワードの確認
2)「生活設計」
食事等の機会に話し合えれば良い。MicrosftMoneyソフトのレポートなど参考に。
*住・メンテナンス:換気口、不凍栓・ヒーター、冷暖房、下水等の住宅点検事項(夏・冬期)






























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農事暦ノート
NO・2

[2月(如月)]
3)播種準備(育苗箱、トンネル)
育苗対象品種はレタス、キャベツ、ブロッコリー、(小松菜)、(パセリ)などであるが越冬野菜
として現在生育中なのでその収穫期を勘案して播種日を決める。温床育苗は自作の育苗箱
(2009日記掲載)を使用、種蒔き用腐葉土を用意する。トンネル育苗は3月開始となるので
越冬野菜の収穫終了品種箇所から次の作付け準備として元肥、耕転など土作りをしておく
[状況により小松菜の追い蒔き(トンネル)、温床育苗(播種)を開始する]
4)堆肥攪拌、圃場カルチ
堆肥を完熟させるため水分調整、攪拌。圃場カルチは除草とpH調整(苦土石灰)など。
5)越冬野菜追肥
玉ネギ、ニンニクなどを主に行う。他は成長状態により適当におこなう。
施肥設計:全作物についての肥料に関してはJA配付資料「施肥基準表」を参考にする。
6)剪定(果樹・植木)、植菌(椎茸)
植菌は2月末、剪定は来月初旬までには終了させる。垣根は隣地の田畑を傷めない時期に。
7)確定申告(e-Tax送信) 訂正手続きが大変なので、良く確認してから送信。






























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農事暦ノート
NO・3-1

[考察ページ]
8)播種日と有効積算温度
(1)旬の野菜
季節のなかで野山の草花や木々に"一番いい時"があるように、野菜にも栄養をいっぱい
吸収して、その野菜が望んでいるとうりに、もって生まれた"命令"どうりに、ぐんぐん成長
する時期がある。それを"旬の野菜"と言っている。*旬のやさいのこと(5/31日記)
(2)limelight2009家庭菜園(我が家の農事暦の基礎)
2009の当菜園ではまず当地の家庭で定番としてつくられている野菜を"旬の野菜"として
作ってみた。それから年間いつでも野菜が収穫ができるようにと作型を変えての栽培も
してみた。("旬"以外では作物が吸収する栄養素等に違いがあり"うまさ"に違いがでる)
(3)野菜の生理
菜園ではとくに育苗期間とその発芽期が大切で失敗ないよう気を使う。野菜については
品種に固有の発芽、栄養生長(施肥など)、花芽分化、遺伝、開花、結実、収穫後、種等
の基本的生理面や"生命"の本質に関する事まで研究されている。栽培技術としては生態
生理面が重要である。生育速度、高低温適性、耐病虫害性などの生理現象が気候温度に































農事暦ノート
NO・3-2

関係するので、最適な各生育段階の期間における温度特性を知っていると失敗も少ない。
(4)有効積算温度
有効積算温度のことは、2009日記(limelight2009の家庭菜園作業メモ)の3/24日記
「種子の発芽雑感」などで度々書いている。
[リンク:農園日記DATA[ホームに戻る]一覧の(6)ちょっと勉強ノートシリーズ]
当菜園では発芽有効積算温度に重点をおき作付け品種の発芽日数記録をした。積算
温度は気象庁データから(日平均気温−5)を(発芽50%時点の日数)で積算した値で定義した。
発芽有効積算温度(付表)として次ページ(NO・4)に一覧表示して、今後の栽培の参考する。
上記の野菜の生理現象には様々な要素があり、栽培条件、測定条件によっても有効積算
温度値は多少異なる、しかし法則性があるのでだいたいの目安にはなる。(栽培的特性)
(5)播種日
多くの家庭菜園ではタネ袋に記載されているその種固有の生理的注意事項、作型を指針
として種を蒔く。作型は最適に生育する期間と地域を気象データと有効積算温度データから
表(図)にしている。従って播種日は作型の各成長段階と当地データをマッチングさせて(逆算)
決める。 農業は自然から学ぶことが多い。 過去の作業経験(データ)の蓄積が大切である。
































農事暦ノート
NO・4-1  

9)発芽有効積算温度(付表)                      温度:気象庁統計情報 長野
品種 (℃・日)特記事項・備考・(更新日)
キャベツ  75.0春・秋作付け温度:育苗箱内(温床)実測値
ブロッコリー  75.0春・秋作付け温度:育苗箱内(温床)実測値
レタス. 120.0 春・秋作付け温度:育苗箱内(温床)実測値
だいこん  54.6春・秋作付け
きゅうり  88.4.
ネギ  82.8.
トマト. 102.8 .
かぼちゃ  77.6.
ニンジン. 106.8 春・秋作付け
小松菜  47.4春・秋作付け

 ●































農事暦ノート
NO・4-2  

9)発芽有効積算温度(付表)                      温度:気象庁統計情報 長野
品種 (℃・日)特記事項・備考・(更新日)
スイカ. 102.8 .
ほうれんそう  84.2春・秋作付け
しゅんぎく  87.2春・秋作付け
かぶ  55.0.
もろこし  72.3.
タマネギ  83.0.
白菜  54.6.
さやエンドウ  64.1.
モロヘイヤ  64.0.
小豆・大豆・落花生  89.9大豆(77.5)落花生(データN.G)































農事暦ノート
NO・4-3  

9)発芽有効積算温度(付表)                      温度:気象庁統計情報 長野
品種 (℃・日)特記事項・備考・(更新日)
オクラ・アスパラ. 120.9 参考値
野沢菜  52.9.
チンゲンサイ  41.252.9℃・日(10/06)
パセリ  95.0参考値
ごぼう  86.5.

*[野菜・果樹]高低温・病害虫・連作等障害発生記録
200812/31日記
(1)りんご:すす班点病 (2)梅:カイガラムシ(3)きゅうり:ウドンコ病
200904/28日記][05/31日記][11/23日記
(1)じゃがいも:霜害(2)梅、アンズ:かいよう病(3)ブロッコリー:開花(生理障害)(4)桃、ざくろ:アブラムシ類
(5)白菜:連作障害、軟腐病ウルイス病(6)クルミ:黒粒枝枯病、アメリカシロヒトリ(7)りんご:キンモンホソガ


































(NO・3-1ヘ戻る)

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農事暦ノート
NO・5

[3月(弥生)]
10)石灰硫黄合剤による黒木消毒(果樹・植木) [病害虫防除(年間)計画]について
発芽前(黒木)の果樹・植木全般に石灰硫黄合剤を散布して病害虫の密度を少なくする。
年間の病害虫防除方針を下記に示す(果樹・野菜・花卉・土壌・除草剤)
(1)年間の病害虫防除計画はJA配付の作物別防除基準(計画)を参考に行う
(2)農薬は農薬取締法等法令厳守、栽培日誌記帳、正確・安全作業、環境負荷低減考慮
(3)農薬登録検索システム(リンク農業ニュース⇒農水省HP農薬コーナー)の活用
 *適用表など農薬情報を調べ複数作物への共通薬剤散布の集約・省力化と薬剤使用低減
(4)病害虫発生情報活用や圃場観察による初期防除と重点的防除による効果的な散布
 *2009多発例⇒アブラムシ類(モモ)、かいよう病(梅、あんず)、キンモンホソガ(りんご)
11)越冬野菜の枯葉除去・除草・施肥・マルチング・防虫網
イチゴの枯葉除去、施肥、マルチほか越冬野菜の管理作業と収穫2009越冬野菜リスト
12)温床・トンネルほか直播の播種と育苗開始・畝作り *ジャガイモ植付
育苗箱播種:きゅうり.トマト.かぼちゃ.スイカ.キャベツ.ブロコリー.Vレタス、直播:ニンジン
ほうれんそう.小松菜.しゅんぎく、トンネル播種:だいこん.ネギ.レタス(植付) *ジャガイモ植付






























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農事暦ノート
NO・6

[4月(卯月)]
13)お花畑、山林の生育点検と再構築・盆花用アスター
我が家の花壇は、まさしく「ナチュラル・ガーデン」。つまり"再構築"は自然に"こぼれた"
種の成長の成りゆきにまかせ愉しむ。ただ多くの品種がバランスよく育つように"時々
の種蒔き"と"草むしり"などの管理をする。<注>盆花用として野菜畑にアスターの播種。
山林については"林業"として管理していくことは困難であり"自然林"として成長している
のが現状である。(暖炉用薪に利用を検討)
14)春野菜の播種・管理作業、温度管理(おそ霜)に注意
4月になると暖かさも出て一般野菜の播種や育苗中の野菜の植え付けを始める。但し、
4月の気象は寒暖の差が大きくおそ霜や風が強い日もある。暖かさが安定してくる5月
までは温度管理に注意が必要。(気象や定植に関して2009日記:4月の農作業雑感参照)
一般野菜:かぶ、豆類、もろこし、オクラ、里芋などであるが、発芽期が霜のない5月連休
明け頃になるよう播種、定植の時期を調整するのが無難である。
15)梅、あんずの摘果、りんごの花摘み
品質向上のため思い切りの良い作業をする。但し霜などの低温気象には注意が必要。






























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農事暦ノート
NO・7

[5月(皐月)]
16)八十八夜、夏野菜・種蒔き植付(ナス、こしょうなど)
(1)八十八夜になると霜も弱くなって種蒔きの好季で夏野菜の季節である。早春育苗した
きゅうり、トマト、かぼちゃ、スイカ、ネギ、オクラ、アスパラ、キャベツ、レタス、ブロッコリー
と購入苗のナス、こしょう、ピーマン、さつまいもなどの植え付けをする。
<注>上旬は低温、乾燥、強風の日もあるので、苗の活着と保護のため支柱やドームの
使用、マルチングなどの準備をしておく。(ドーム;スイカ、さつまいも、かぼちゃ)
(2)一般野菜の播種・収穫管理作業:播種はもろこし、小豆、大豆、落花生、モロヘイヤ
かぶ、など。収穫は、さやエンドウ、いちご他。管理作業は越冬野菜(野沢菜など)終了後の
土作り、*その他:夏から秋へと野菜の季節である。品種毎「収穫までの日数」を確認
追い蒔き」や「人気品種」の導入などで常時愉しむ。*畑に彼岸用アスターの種蒔き
17)りんご、桃、ラ・フランスの摘果ほか果樹管理作業
落花後の摘果、6月末までに完了させる。ロザリオ・ビャンゴの芽かき、剪定見直し。
*果樹・タマネギの病害虫防除:4から5月期の「防除計画」必ず実行確認。
*果樹・幼木について:桃(なつっこ)、サクランボ、銀杏の仕立て整枝。ついでに植木も。






























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農事暦ノート
NO・8

[6月(水無月)]
18)梅雨、野菜一般の管理、収穫(タマネギ、ジャガイモ)
梅雨に入ると作物は夏にむけて一段と活発である。きゅうり、もろこしなどの追い蒔き
とヤーコン苗、さつまいも(ツル採り)植付、いちご(親株からのランナー)苗作りをする。
収穫はタマネギ、ジャガイモ(乾燥貯蔵)のほかトマト、きゅうりなど夏野菜も始まる。
19)ぶどう房作り、桃袋かけ、りんご徒長など果樹作業
桃は早生種なので袋かけ注意、りんごなど徒長切り、ぶどう栽培記録(6/17日記7/5日記
20)梅、アンズ収穫・出荷、椎茸夏季管理
小梅の収穫期注意(JA指導)、アンズも今月終了。椎茸は減収穫期。秋に向け遮光ネット。
[7月(文月)]
21) ぶどうジベレリン処理・袋かけ、桃収穫
ジベレリン処理・桃収穫のタイミング(上旬)に注意。6〜7月は病害虫も活発の時期。
22) 野菜一般の管理、収穫・タマネギ出荷(下旬)
夏野菜の収穫、きゅうり、もろこし、しゅんぎく、キャベツ、ブロッコリー、レタス、の
追い蒔き。ニンジン(下旬)は秋野菜のほか冬季貯蔵用として栽培、作付け量多くする。






























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農事暦ノート
NO・9

[8月(葉月)]
23) 秋野菜・種蒔き、植付 果樹夏季管理
夏野菜とくに果菜類が終わりに近づきチンゲンサイ、キャベツ、ブロッコリー、レタス
の葉菜を秋野菜として作る。白菜、だいこん(下旬)は冬季保存にするので少し多めに。
24) 野菜一般の管理、収穫・タマネギ出荷
<注>野菜・青果の出荷:最新の出荷要領を使用する
[9月(長月)]                             参考データ(9/10日記)
25) 二百十日、十五夜(仲秋の名月)、ぶどう収穫
台風の季節。果樹夏季管理(徒長・枝、りんご支柱など)が完全であること、防鳥虫網や
トンネル、棚、防風網などの施設チェック。ロザリオ・ビャンゴは中旬までに収穫完了。
26) 野菜一般の管理、収穫・タマネギ播種
タマネギは越冬可能な苗に成長させる 草丈20〜25p 径4〜5mm。(早めの播種例年9/5頃)
気温は秋から冬へと低下(有効温度)していく、従って作物の生長速度が遅くなるので播種
や収穫がいままでとちがってくる。
越冬野菜:12月からの低温期を障害少なく乗り切るための最適播種時期をチェック。






























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農事暦ノート
NO・10

[10月(神無月)]
27) 越冬野菜・種蒔き、秋野菜・芋根菜類などの収穫
越冬野菜播種:ほうれんそう、小松菜、しゅんぎく、野沢菜、チンゲンサイ、パセリ、
さやエンドウなど(播種時期に注意)。秋野菜収穫:11月(霜月)にかけて収穫、終了させる。
さつまいも、ヤーコン、里芋などのイモ類は寒さ(霜)に弱く、収穫、貯蔵に注意を要する。
28) りんごなど秋の「果物収穫」日程           参考データ(9/16日記一覧表)
[11月(霜月)]
29) 玉ネギ、ニンニク、いちごの植付・ ふじの収穫出荷
30)トンネルハウス・防寒シート掛け(いちごなど)
31) 果樹冬季管理・圃場の施肥、カルチ、土作り
秋肥料として果樹を重点に施肥。収穫終了圃場の土作り準備として耕起。整枝(果樹)。
32) 落ち葉、資材収納・ 圃場片付け焼却
庭などの落ち葉は堆肥用に野菜畑に集める。コンテナやポール・網など施設資材の収納。
<注>野焼きについて(1)周辺への延焼防止のため降雨、降雪前か後の湿った時期に行う
              (2)大量の焼却時には、場所・時間・連絡先等を消防署に連絡する






























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農事暦ノート
NO・11

[12月(師走)]
33) トンネルハウス、整枝・剪定など冬季作業
34) 年間の野菜・果樹園全般(事業)について整理・検討
[あとがき]
この農事暦は具体的スケジュール表ではない。昔からの、春夏秋冬季節の中での、農事や
歳時を記した暦に習い作成した。変化の激しい時代、忙しく忘れがちなことがらのメモ
のつもりで作成した。(暦方式は変更に対する自由度が高い)
*品種の個別データについては日々栽培技術の進歩、品種の改良、気候の変化などがある
ので時々更新が必要である。(日記:limelight2009の家庭菜園作業メモは参考データ)
田舎の菜園や周辺には竹の子、わらび、きのこ、蕗の薹、たらのめなどの山菜やウド、
ニラ、ネギ類、ミヨウガなどの食材も豊富である。これらの"採取を愉しむ"ことや"料理が
できたら"と思ったりもしている。  残人生、"なつかしい子供のころ"にかえって自然と共に
生きるのもいい。
                                  平成22年1月22日
.






























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My Gallery|我が家(季節の中で)

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limelight2009の家庭菜園作業メモ
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