2009/05/31 (日)
農業のことわざに「苗半」という言葉がある。苗は神経質である。"旬”がきて条件が揃うまで 動かない。"旬”になるとグングン成長する。そのため人間もなにかと神経を使うのである。
*発芽メモ(5/31付)、(05/11付)、(05/04付)
小豆 | 5/22○直播 | 5/28発芽50% | 発芽有効積算温度:89.9℃・日 | 備考:5/31 発芽90% | 大豆 | 5/22○直播 | 5/27発芽 50% | 発芽有効積算温度:77.5℃・日 | 備考:5/31発芽100% | くらかけまめ | 5/22○直播 | 5/27発芽50% | 発芽有効積算温度:77.5℃・日 | 備考:5/31 発芽100% | *5月の発芽メモについて(まとめ) 4/20以後の種蒔きは全て施設を使用しない自然栽培(直播)である。日平均気温の5月平均値16.6)℃.長野 (1)スイートコーン、かぶ、モロヘイヤ、大豆、くらかけまめ、小豆の発芽は良好。(作りやすい) (2)台湾の種は発芽したが成長がわるく様子をみているところ。 (3)なかなか発芽しなかった落花生であるが5/31現在3本/(播種数20個)だけが芽を出し成長している。 (4)一度発芽したゴボウは5/31現在4本だけを残し枯れてしまった。(覆土が薄く、乾燥が原因と思う) 落花生とゴボウはどうも簡単にはいかなかった。種袋の記載事項のとうりの方法だったが失敗した。 発芽や生育のための環境に何か"問題があった"のだろう・・、何かはわからない。後日、他の当地 生産農家の作り方との比較検証をして問題点を調べ来年再挑戦しようと思っている。 *旬のやさい 先日ラジオで野菜の"うまさ"について放送していた。野菜も「春夏秋冬」季節のなかでいきている。 生きる養分を芽吹きの「春」には"葉"に、「夏」の暑さには"果"に、冬への「秋」には地中の"根"の 中にためこんで成長し季節の主役は交信しているかのように移りかわっていく。人はそれを"旬"の 野菜として「葉菜」「果菜」「根菜」と呼んで、"おいしい"時を知って、作ったり食べたりする。 家庭菜園とくに"自然栽培"をやってみて、確かに旬に作る野菜は成長に活力があって「うまい」。 *田んぼのあぜ道で 種蒔きにおける覆土の話題:「種の深さを種の大きさの約3倍にするのが良い」との事 (専門家の意見) *あんずの病害について 今年の杏の生育状況:粒は大きく成長したが、かいよう病と黒星病・灰星病にほとんど全数やられた。 原因は近年指定の薬剤散布による防除を手抜きして省略したのが原因と思われる。対策として開花期 のベルクート水和剤、収穫後のボルドー液の散布が有効(殺菌)なので、この薬剤散布再開を検討する。 杏はキズのため販売ができないのでジャムに加工する。 追記:今日りんご部会があって懇親会で上記病害には脱萌期のストレプトマイシンが効果ありと聞く。
農園日記DATA[ホームに戻る](05/31日am4:00サイト更新)
写真 (1)かいよう病のあんず (2)開花・収穫日誌データラベンダー (3)周辺の花図鑑(未整理データ)
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