月間目次 次の記事 前の記事 トップ
[5257] 初めまして 投稿者:豊作 投稿日:2003/04/17(Thu) 23:19
初めまして、豊作です
4〜5年前から、近所の人から15坪の畑を借りて週末の家庭菜園を
やってますが、無計画で植えていた為、連作障害が出で来ました。
今年も、夏野菜の準備を始めてますが、連作障害を少なくする方法有りますか?接木を買えば良いのですが、結構苗が高いから出来れば
接木の苗を避けたいですが、無理でしょうか?
遅れましたが、私は静岡に住んでます。
[5257へのレス] Re: 初めまして 投稿者:ぶな 投稿日:2003/04/17(Thu) 23:40
豊作さん、どもども。

 え〜、私は現在の畑を借りてからはほぼ完全な輪作計画を立てていますので連作障害は出たことがないので聞きかじりのお話ですが、、、、、
@完熟堆肥を多めに割り肥に使うと効果があった。
A転地返しして深耕すると効果があった。
という人がいます。
やっぱし、接木苗が一番いいようですが、それでも障害がひどい場合は効果は期待できないときもあるようです。

 4〜5年ならまだ完全に連作障害は出てはいないと思いますので、過去の記録を記憶でいいからまとめることと、これから連作にならないような輪作計画を立てることをお勧めします。
その方法はポピュラーなものでは次のような方法があります。
(イ)田の字型に畑を4分割して瓜類、ナス科、マメ科、その他というように近い種別に大別するやりかた。
(ロ)畝割りしてそれに上記のような科別に計画して、年々畝をずらしてゆく。
私は100坪でやっていますので、両方の方法を半々で採用しています。(^^*)

 ふと思ったのですが、連作障害って案外それほどはっきり出る場合も珍しいので施肥計画などを見直すと案外肥料不測とか地力の低下だったのが要因だったりする場合もあるのではないでしょうか?
隣でやっている二人の知人がやはり無計画で植えていた為、この頃弱っています。(^−^;まずは記録をつけて今後に備えることでしょうか。
[5257へのレス] Re: 初めまして 投稿者:たま 投稿日:2003/04/18(Fri) 10:10
 おはようございます。豊作さん、はじめまして。
 連作障害と言うことですが、私もぶなさんがおっしゃってるようにそう簡単にはっきりわかるものではないと思います。連作障害は同じまたは近縁の作物を同じ場所で連作することででるものです。したがっていろいろな作物を無計画に作っているとしたら出る可能性は低いと思いますが。
 また、どのような作物でどのような症状が出てるのでしょうか?黒豆なんかだと比較的出やすいですが。
 連作障害を回避するには輪作をすることと化学肥料をさけ、収穫後はできるだけ早く株を抜き取ること、しっかりと土を休ませることですが、一度出てしまうと数年はその作物の栽培をやめたほうが良いと思います。
[5257へのレス] ありがとうございました。 投稿者:豊作 投稿日:2003/04/19(Sat) 21:47
ぶなさん、たまさん早速のアドバイスありがとうございました。
確かに、連作障害なのか肥料不足なのか分からないです。
ある程度は、計画的に作ってますが、畑が狭すぎて(^-^;
実際に症状が出た訳ではないのですが、毎年収穫が少ないから
連作障害が出てきたと思いました。
去年は、里芋・生姜は収穫出来ませんでした。

今日、夏野菜を植えました。マルチとトンネルの組み合わせで
順調に育ってくれる事を祈ってます。
後一つ、教えて欲しいですが、トウモロコシの上手な作り方って有りますか?毎年挑戦してしますが、収穫前に虫に食べられたり
大きくなりません。
よろしくお願いします。

[5257へのレス] Re: トウモロコシ 投稿者:ぶな 投稿日:2003/04/19(Sat) 22:17
豊作さん、どもども。

 トウモロコシの虫はおそらく「アワノメイガ」の幼虫による食害だと思います。埼玉の三郷のぶな菜園ではこいつらは6月中旬以降収穫分のトウモロコシで被害がでます。
ですから私はマルチとトンネルを組み合わせて6月初旬くらいに収穫できるように早だしの工夫をしています。今年一番早いのは3月初旬に播種しました。これなら無農薬でも可能です。

 また一般的には、上から除いて穂が見えそうになる頃に、三明デナポンという薬をお焼香よろしくパラパラするとアワノメイガの予防に効果があります。
上記のように早だしをする以外ではトウモロコシは無農薬では難しいと思いますねぇ。(^−^;

 ちなみに里芋・生姜が収穫が出来なかったというのはどういった状況だったのでしょうか!?
[5257へのレス] 状況は・・・ 投稿者:豊作 投稿日:2003/04/20(Sun) 12:47
里芋は、ある程度生育しましたが、小芋が出来ませんでした。
場所を変えたつもりですが、土寄せがあまかったのか、肥料が
少なかったのか?はたまた、去年の場所と近かったのか???
なんせ、狭に色々植えてますから4〜5年間隔を空けるのは厳しいです。生姜も同じ現象で収穫が出来ませんでした。

三明デナポンですね!まだ種を蒔いたばかりだから、タイミングを見てかけてみます。このHPに感謝をします。
みなさん、色々勉強をしてますね。私も本で色々調べてますが
やっぱり、生の意見は参考に成ります。






生姜は場所を変えましたが、ある程度大きくなりましたが収穫は
[5257へのレス] Re: 初めまして 投稿者:KODA−MAN 投稿日:2003/04/20(Sun) 14:56 <HOME>
里芋は水、肥料喰いなので元肥に多めの堆肥と肥料を施し、夏には水分不足にならないようにすれば不作は解消すると思います。
[5257へのレス] Re: 初めまして 投稿者:ヒゲ親爺 投稿日:2003/04/20(Sun) 15:06 <HOME>
豊作さん 皆さん今日はヒゲ親爺です。

>里芋は、ある程度生育しましたが、小芋が出来ませんでした。
サトイモは余り連作障害は気になりません、
私はサトイモを毎年同じ所で作っています。
問題は夏の水不足ではないでしょうか?
1度でも水を切らすと致命的な打撃を与え小芋の発生が停止します。

※植え込み地に湿気が多い処を選ぶ(候補用地が無ければ下記) 
※敷き藁などで水分の蒸散を防ぐ等対処すれば良い結果がでます。
※元肥を施し畝全体にマルチを張り水分を逃がさない。
等です、1週間に10日?の水やりより保水しての10日に1度の水やりを試して見て下さい。

生姜は排水の良い土壌を好みますが乾燥させるとサトイモと同じく生育しません。
連作を非常に嫌う作物です、4〜5年のローテーションが必要です。
[5257へのレス] Re: 初めまして 投稿者:つのう 投稿日:2003/04/20(Sun) 18:27
豊作さん、こんにちわ

豊作さんの問題は、里芋や生姜に限らずいろいろな野菜が以前のように上手に育たなくなってきて困っていると、私は受け取ったのですが違いますか?

もしそうだとしたら最初に、以前と変わらずに育つ野菜と育たなくなった野菜とを区別して列挙してください。

また、豊作さんが気づいた障害の状況をいま少し具体的に、たとえば、菜ものや豆類の種を蒔いても発芽はするが成長しない、トマトやキュウリは勢いよく成長するがある日突然しおれてしまう、育てた野菜の根っこに小さなコブがある、或いは、根っこが腐ってなくなっていたとか・・・etc、説明できませんか?

そうしたら、もっと皆さんからレスが付いて障害の具体的な原因がわかるのでは・・・・
[5257へのレス] Re: 初めまして 投稿者:たま 投稿日:2003/04/20(Sun) 22:41
 こんばんは。豊作さんが連作障害と思っていらっしゃるのはおそらく連作障害ではないと思います。豊作さんのこれまでのカキコを総合すると4,5年前から15坪の畑で作っているが、計画的な栽培をしていないため毎年収量が悪いから連作障害ではないかということでした。4,5年前から毎年収量が悪いのか、ここ2,3年収量が悪いのかはわかりませんが、いずれにしろ単一作物をずっと作り続けてるなら話は別ですが、全体的に施肥が十分ではないまたは、肥料成分が偏っているために収量が低下していると思われます。最初の1,2年は前に使っていた人の施肥した成分が残っていたためにそこそこの収量があったのにそれ以降、肥料不足で収量が低下しているのだと思います。また、去年のように夏場の水不足のような天候による影響も出ているのでしょう。
 狭い畑でもいろいろな作物を植えたくなるのはよくわかりますが、作物によって要求する肥料の量、成分、乾燥に強いかどうか、など性質はそれぞれ異なります。狭いからと言って同じような施肥を全てのものにしていると思ったほどの収量が出なくなってしまいますよ。また、天候は毎年異なるため、その時々で臨機応変な対応が必要になると思います。今一度、植えてる作物とその性質を調べなおしてみてはいかがでしょうか。
[5257へのレス] アドバイスありがとうございます。 投稿者:豊作 投稿日:2003/04/21(Mon) 23:18
KODA−MANさん、ヒゲ親爺さん、つのうさん、たまさん
多くのご意見ありがとうございました。
現状を知らないままで、連作障害の言葉を出したのは間違いだったかもしれません。野菜一つ一つの特徴を考えて育てないといけないですね。今考えて見ると、使ってる肥料は近所の、養豚家から豚糞を畑一面にばら撒いて、元肥として鶏糞と配合肥料を畝の下に入れてます。
追肥も、配合肥料を一度位苗の横に入れてます。
消毒は一度もやらないで、木酢液を二週間に一度かけてます。
今年から、HB101を薄めて使用してます。
今考え見ると、根拠の無い野菜作りをしていたかも
反省点としては、ヒゲ親爺さん言われました里芋は水不足が考えられます。キュウリはそれなりに収穫できました。ナス・ピーマン
は途中から実が小さくなってしまい、肥料不足ですね。
トマトは実がはぜてしまいました。でも、ミニトマトは余り収穫が
出来ませんでした。2〜3前は食べられない程収穫出来ましたけど。
肥料はどんな種類を使用したら良いでしょうか?
[5257へのレス] Re: 初めまして 投稿者:たま 投稿日:2003/04/22(Tue) 02:03
 豊作さん、こんばんは。
 肥料は人それぞれと言ってしまうとみもふたもないのですが、実物には花が付きはじめたら窒素肥料は控えてください。窒素が多いと葉ばかりが茂りやすくなり、実が付きにくくなります。実物にはリンを多めにあげてください。葉物は葉が苦くなるそうなので同様に収穫が近くなる頃には窒素肥料は控えた方が良いようです。が、いずれも全くなくなると生育不良になりますのでご注意下さい。根物にはリンやカリを多めにあげるとよいようです。ただ、これはあくまで目安ですので実際の量は元肥や追肥の回数、量によって大きく左右されます。作物の生育具合をみながらの追肥が一番確実です。
 また、肥料には速効性の物と遅効性の物があります。前者は施肥後、早くから効果が出る半面、持続時間が短いです。後者は持続時間が長い半面、効き出すのに時間がかかります。前者としては多くの化成肥(遅効性の化成肥もありますのでよく確認してください。)、液肥などです。後者としては鶏糞、牛糞、豚糞などがあります。通常は元肥には遅効性の物をたっぷりと与え、追肥には速効性の物と遅効性の物を併用してはどうでしょうか。ただし、明らかに葉が黄色く窒素欠乏になっているようなときは早急に液肥をやってください。これが一番早く効きます。
 最近は実物、葉物、根物野菜用にそれぞれ配合された化成肥も売っています。これは使いやすいですが、速効性なので適宜追肥が必要になります。
 ミニトマトは非常に生育旺盛です。私は枝の生育ぶりをみながら化成肥(普通の配合肥料)と過燐酸石灰をやっていたら12月まで実がなって160cmくらいまで(実際はもっと伸びると思いますが、手入れができないので切りました。)生育しました。さすがに11月すぎると寒さで実はほとんど熟さなかったですが。
 手が掛かる子ほどかわいいというのでしょうか、愛情を込めて手間をかけてやるとおいしさもいとおしさもましますね。
[5257へのレス] もしかして。。。 投稿者:ぶな 投稿日:2003/04/22(Tue) 03:44
豊作さん、どもども。

 ひょっとして、、、なんですが、豚糞と鶏糞ということなので、株間、畝幅、施肥量というバランスから逆に肥料(特に窒素分)過多の傾向はあるのかも?豚糞や鶏糞は強いので施肥してすぐの植え付けなどでは肥え当たりすることもあります。
 トマトなど葉が縮れたり葉先が丸くなったら肥料過多です。他に瓜類やオクラでも肥料過多だと葉が縮れてぼつぼつと葉に穴が開きます。葉ボケして実がつきにくくなります。
ミニトマトが余り取れないというのは肥料過多の葉ボケの可能性が高くなります。

 それでもって夏季の水不足になるとナスやピーマンの実が小さくなることも考えられますね。秋になってどうでしたか?実の大きさが復活しませんでした?

 どちらにしても最初の話に戻りますが、栽培記録をつけて、そこへ株間、施肥量、植え付け条件なども残すといいと思います。

 私の体験からすると肥料過多になると、どうも初期生育が思わしくないのです。アブラムシなども多いし。一見ウィルス病か、それこそ世に言う連作障害?と思えるような妙な生育の仕方をします。何事も過ぎたるは及ばざるが、、、ということでしょうか。

 完熟堆肥のみをuあたり2kgほど施肥して無肥料から初めて様子を見ながら追肥で対応するというものいいのかもしれません。
スミマセン、あれやこれやの方向から話をしてますからかえって混乱させてしまうかもしれませんね。(^−^;
[5257へのレス] Re: 初めまして 投稿者:つのう 投稿日:2003/04/22(Tue) 09:26
豊作さん、そうなんです、おきてしまった障害を連作障害と限定することは無意味だし、障害が自分の畑の土によるのか購入した苗の土や種芋・種球よるのか判断することは不可能なことですよね。

一般的に野菜が上手く育たないのは、1.施肥方法の不適合、2.ネコブセンチュウの寄生、3.土壌Phの異常、が考えられます。
1.について、豚糞(肥料)を全面に鋤きこむことは止めたほうが良いです(初期の肥料過多は収量を減らす野菜が多い)。標準的な施肥方法は、サカタのホームページlを参考にされては如何でしょう(ここの堆肥は、バーク堆肥・落ち葉堆肥)。http://www.sakataseed.co.jp/engei/basic/04/index.html
2.について、収穫が終わった後の根部をかならず観察してください。小さな球形のコブが沢山ついていたらネコブセンチュウの寄生です。非常に多くの野菜の成長を阻害します。
3.について、野菜が上手く育たないと続けて別の野菜に手をつけ、その度に石灰資材を使ってPhを高くしてしまう人がいます(市民菜園では、春にハコベの絨毯ができることが多い)。

月間目次 次の記事 前の記事 トップ