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[4326] 米ぬかについて 2 投稿者:はむち 投稿日:2002/12/20(Fri) 02:03
こんばんは、小作さん、別スレたてちゃいました、しつこいかしら(^^;。

> 近いと思いますが、「生ごみ」のイメージが・・・??

そうですよね 生ゴミ=変なにおいみたいなイメージがあるので小作さんの乾燥した野菜残渣とは
想像する物が違ちゃいますよね。

>虫たちの居場所を大切にしてやれば少しは気を使ってくれるかも?

米ぬかをトラップにして虫を誘き寄せて退治する方法なんかも読んだ事あります、
それを逆手にとって上手く共存して野菜に害を及ぼさないようにするみたいな方法なんですかね。
微妙な自然とのバランスとかありそうで難しそうです。(ちょっと大袈裟な表現かしら(^^ゞ)

虫たちも人間によって害虫とか益虫とかってに決めつけられて可哀想といえば可哀想なんですが、
やっぱり害虫は居てほしくないです(^^;。

>困りものは「モグラ!」

自分も最近、地下都市を作られてます、畑に棒を刺す時、串刺しにしていないかとふと考えます(笑)。
わざと小さな苗とか発芽したばかりの所を狙ってるとしか言い様のない
あの盛り土を見るとむっとしますよね、でも今のとこ自分はペットポトル風車がきいているみたいです。
後、穴にニンニクを入れるといいとか聞いた事あります、信憑性は定かではありませんが(^^;。

>蛇は生前の怨念の如く、絶対なじめません

なんかそういうのってありますよね、全く理屈ぬきで受け付けない物って不思議ですよね。
マムシの焼酎付けって、なんかすごそうです、捕まえるのも瓶に入ってる様子も効用とかも(笑)。

今日 EM菌と糖蜜が届きました、週末はぼかし肥つくりに挑戦します。

[4326へのレス] Re: 米ぬかについて 2 投稿者:ふみちゃん 投稿日:2002/12/20(Fri) 05:54
待望のEM菌が届いたそうでよかったですね。
コップンや油粕などと混合する場合、ちょっとしたコツがあります。
最初に魚粉や油粕をよく混合し、そこにEM攪拌液を入れて混ぜ合わせ、最後に米糠を入れてこねると、米糠がだまにならずに出来ます。
くれぐれもEM攪拌液を入れすぎないように注意してください。
足りないかなと思ってもよくよくこね、団子の状態で軽く力を入れると、ポロットくずれるくらいの硬さに仕上げてください。
[4326へのレス] 麹菌をつかった米ぬか堆肥の作り方。 投稿者:tkt 投稿日:2002/12/20(Fri) 06:05 <HOME>
はむちさん、みなさんおはようございます。
こぬか堆肥はtktも作っています。こぬかが大量に手に入る場合で、多少ニオイがでますが、味噌麹菌を使った堆肥づくりをひとつ(^m^)
糸状菌なので、冬季間でもバッチリ発酵しますよ。

こうじ菌にもいろいろありますが、こぬかを堆肥化するには「味噌こうじ菌」が良いです。こぬかを分解する力が強く、最初にこぬかを発酵させるに適しています。
こぬかは玄米を精米する過程でできる種皮で、お米の栄養成分が満点です。各種ビタミン類・アミノ酸が豊富なので微生物も大好きです。
最初にこうじ菌などがどんどん食べてこぬかを分解していくと、そのうちこの生成物を食べて別の糸状菌など高温性の菌が増えてきます。そして熱が冷めてくると乳酸菌などが増えて各種有機酸をつくり、最後に放線菌(微生物をたべる)が増えるころには熱が下がってきます。このように完熟するまでにはたくさんの種類の微生物が関係してきます。

★作り方
具体的な方法です。@まずお店で味噌こうじ菌を買ってきて、くず米を炊いてから温度を50度くらいまで下げてこうじ菌をまぜます。A6〜12時間でこうじタネ菌が出来上がりです。堆肥化しようとするこぬかにタネ菌を混ぜ水を加えビニールで覆います。B1週間で熱が出始めますので、水分具合を見ながら切り返しします。Cこうやって2〜3週おきに切り返したあと、熱がでなくなればOKです。D途中に油粕・魚カス・カニガラ、過燐酸石灰などいれると堆肥の質があがります。
下がコンクリートだと空気の流通が悪いので、土間などでつくると良く発酵します。直接堆肥とビニールが触れていると、露つきのため各種のカビが発生しますが、ワラなどを間に挟むとよいでしょう。

☆解 説
味噌こうじ菌はこぬかと相性が良く、分解スピードもはやいので、良質堆肥をつくる時の1次発酵には、これが1番のようです。自然界には多数の糸条菌(カビや麹菌など)がいて、山の落ち葉なんかをめくったときについている白い糸状のものもそうです。それぞれが、生存競争を繰り広げておりそのときもっとも生育条件に適した優先菌が増加しますが、繁栄は長続きせずそのうち必ず他の菌に王座を奪われてしまいます。このようにさまざまな菌が世代交代を繰り返しながら発熱したり、酸性〜アルカリ性になったりして、最終的に落ち着いた(食べ物がなくなってきた)状態が一般的に言う完熟堆肥の状態となります。
良い堆肥に含まれる各種アミノ酸、有機酸、ビタミン類などは植物の根にとってご馳走となり、完熟堆肥をあたえると根がぐんぐん伸びて細根・毛根をどんどん発生させ、根の回りの微生物ともお互いに抽出物のやりとりを活発に行います。そしてすごいことに、根が伸びるにしたがって、この良好な関係もどんどん先へ伸びていきます。
このように良好な関係が築かれると、土壌有害微生物にもやられにくくなります。これは、化学肥料ではできないことです。
 
土作りは微生物が安定して住める場所づくりともいえますね。


[4326へのレス] Re: 米ぬかについて 2 投稿者:はむち 投稿日:2002/12/22(Sun) 02:57
こんばんは、ふみちゃんさん、tktさん。

ふみちゃんさん 本とかには載っていないコツとか教えていただいて感謝です。今度はちゃんと正確に分量も計って水分過多にならない様
        気をつけます。
        EM菌を使ったぼかし肥なんですが密封できる容器がないのでバケツの中にビニール袋を入れてやってみます。
        あのそれで、10日程して出来上がった物なんですがやはり空気に触れさせないで保存した方がいいのでしょうか?
        教えてちゃんですいません。

tktさん   はじめまして、よろしくお願いします。丁寧なわかりやすい味噌麹菌を使った堆肥づくりのレスありがとうございます。
      ぼかし肥がなぜ植物にいいのかもよくわかりました良質の堆肥をあたえることによってどんどん良い方へ良い方へと
      転がっていくんですね(ちょっと表現変?)。HPもすごいきれいで詳しくて感心してしまいました。
      「味噌こうじ菌」というのは初めて聞きました、手作り味噌にもちょっと興味があるので見つけたら購入してみようかと。
      
米ぬかを使ったぼかし肥と一言でいってもいろいろあるんですね、自分はまだまだ試行錯誤の状態なので、皆さんのアドバイスを参考に
いろんな事を少しずつのんびりやりながら自分にあったものを見つけだしたいと思います。
[4326へのレス] Re: 米ぬかについて 2 投稿者:ふみちゃん 投稿日:2002/12/22(Sun) 06:09
はむちさん。おはようがざいます。

密閉できる容器がない場合、まず紙の袋に入れて外側をビニールなどで空気が出来る限り入らないように密閉すればよいです。
紙の袋が水分の調整をするようです。

保存の方法は、日陰で乾燥させて紙袋で密閉なしで保存するか、密閉容器が手に入れば乾燥なしでそのままでけっこうです。

ちなみに密閉容器は、魚釣りの餌を入れる容器や塗装屋さんで塗料の入っていた容器など、ふたつきのものが利用できます。
[4326へのレス] Re: 米ぬかについて 2 投稿者:はむち 投稿日:2002/12/24(Tue) 06:22
おはようございます、ふみちゃんさん。

保存の仕方わかりました、ありがとうございます。

たまに釣りに行くのでありました、コマセを入れる蓋付きのオレンジのバケツ、
ふみちゃんさんに教えて頂いてよかったです、自分ではまったく気付きませんでした(^^;

でも年明けに釣りに行く予定なので紙袋とビニールで作ってみました。



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