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[5348] 摘心について 投稿者:ぬけさく鳥  投稿日:2003/04/23(Wed) 12:08 <HOME>
ど素人のような初心者の質問ですいませんが、

摘心について基本的な要領なり、考え方について

教えてくれないでしょうか?

具体的な作物で言えば、ナス、トマト、キュウリ、などです。

市民菜園の近くのハウスではトマトの栽培をしております。

そこを見ると明らかに10cmくらい成長した段階で先端の

成長点を摘み取っているように見えます。二股くらいに

分かれて、2mくらいまでの高さまで成長しています。

その適度な収穫を得るためには、どのように摘心をすれば

いいのでしょうか?(初心者用の掲示板はまだですか?これっ

てパソコンと菜園と両方についてですか?)
[5348へのレス] Re: 摘心について 投稿者:リバーサイド 投稿日:2003/04/23(Wed) 12:47
トマトは基本的に、脇芽を全て摘んで、一本立ちにしています。
実は5,6段に付くのかな。二股にはしていません。
キュウリも最初の5,6枚?は子蔓を摘み、実もならせないほう
が成長を妨げないのでいいそうですが、初物はすぐ生らせてばか
りです(笑)
[5348へのレス] Re: なすの摘心について 投稿者:ふみちゃん 投稿日:2003/04/23(Wed) 19:11
なすの摘心は1番花のついた主枝の直ぐ下のわき芽だけ残し、次に2番花のつくすぐ下のわき芽を残してV字型の4本仕立てにするか、1番花の直ぐ下の葉腋から出る腋芽を第1側枝、その下から出る腋芽を第2側枝としてのばし、主枝とともに3本仕立てにします。
どちらかといえば3本仕立てが普通でしょう。
[5348へのレス] Re: 摘心について 投稿者:ぶな 投稿日:2003/04/23(Wed) 22:35
ぬけさく鳥さん、どもども。

 ハウス栽培で桃太郎のように肥料分の吸収が旺盛で初期成育をぐっと抑えたい場合には、ご覧になったように2本立ち栽培はあるようです。二股に分かれたあとは通常の栽培のようにそれぞれを一本立ちするとのこと。

 が、それはハウスで雨よけ・風除けで可能なことで、一般の家庭菜園に見られる露地栽培ではリバーサイドさんのいう一本立ちが妥当なところでしょう。勿論、2本立ちも桃太郎のような大玉品種では試してみる価値はあります。

 一般に多いのは1本立ちで、5〜6段(5〜6番目の花房)まで収穫したころにはお盆すぎになりますので、樹勢が落ちてくるのと秋野菜の都合で撤収することが多いです。
それも品種によっても細かく言えば異なってきます。手間隙を考えるとやっぱし一本立ちがまずは無難でしょうねー。

 興味深いところでは、tktさんちのHPに紹介されている連続摘芯栽培というのがあります。→http://www.bd.wakwak.com/~tkt/index.html

 ナス、キュウリもそれぞれ品種によっても若干異なりますが、、、、長くなるので一緒にtktさんちのHPをご覧になると参考になると思います。(^−^;
[5348へのレス] Re: 摘心について 投稿者:ぬけさく鳥  投稿日:2003/04/23(Wed) 23:36 <HOME>
リバーサイドさん、ふみちゃん(さん?)、ぶなさん
さっそくのレスありがとうございます。

なにせ、初めてのことなのでとりあえず購入した苗は
植えたものの、具体的にはどうすればいいのか
わからずにいました。

ここのサイトはいつも過去ログを
参照にしていましたが、何はともあれと思い
投稿した次第です。

ことにtktさんの連続摘心栽培というのは
興味深いですね。それをみてまた疑問がわいてきました。
tktさんは露地栽培ですよね?
これは漫画の「おいしんぼ」でよんだ知識なのですが
トマトはやせた、雨量の少ない土地が原産地であるので
できるだけ、水遣りはひかえたほうが糖度の高いトマトに
なるということ。

で?疑問として出てくるのが日本の梅雨の時期を
露地栽培の場合、どうやり過ごすのか?ということです。
もしかしたら、渇水期の8月の季節まで実らせるのを
作為的に遅らせるとかするのでしょうか?
予備知識がない分余計な疑問が出てきました。?
[5348へのレス] 呼ばれて出てきました^-^; 投稿者:tkt 投稿日:2003/04/23(Wed) 23:57 <HOME>
ぬけさく鳥さん、みなさんこんばんは。

ぶなさん>連続摘芯栽培のご紹介ありがとうございます(^-^)

さて、うちの畑は露地栽培です。でも毎年雨の中トマトを作って
います。過去10数年の間に1度だけえき病で全滅に近い年もあり
ましたが、こりずに無防除で栽培しています。

ご指摘のとおりトマトは南アメリカの高標高地が原産です。
そのため土壌中が重粘土よりも通気性のよい土のほうが作り
やすいので、毎年溝を掘ってふかふかの堆肥を入れて作っています。
これで根が排水不良で傷むのをなんとか避けていますので、接ぎ木
でなくても青枯病はでたことがありません。
開花は5月中旬ですので、6月下旬〜9月くらいにかけて実を収穫
しています。今年は秋採りに挑戦しようかな?と思っています。

かん水は定植時に行うだけであとは天気まかせです^-^;
ホントは7〜8月に1週間も雨が降らないとカルシウムの吸収が
悪くなるため「尻腐れ病」が発生してしまうのですが、昨年は
あまりでなかったので、無かん水でした。
摘果は草勢をみながら、弱い場合は3果にしていますが、強い
場合は4〜5果にしています。もっとも8月下旬以降はタバコガ
に穴を開けられるのが多くて収穫量も減ってしまいます(-_-;)
[5348へのレス] Re: 摘心について 投稿者:ゆかぽん 投稿日:2003/04/24(Thu) 08:02
みなさん、こんばんわ。
なんか、企業秘密的なことだけど。
やっぱり、桃太郎は2本立て栽培のほうが実は栽培が楽で 笑
ただ、これは 桃太郎みたいに少ない肥料に敏感に反応してしまうような品種だからそうやってるわけで。他の品種はどうだかよくわからないしミニはミニでまた仕立て方が違うようですね。となりのハウスみると
爆 それから、トマトの仕立て方も人によっていろいろなので 爆
1本で仕立ててずるずるおろしていくやりかたがいまの流行のようだけど 2本で仕立てるのは昔のやり方かなぁ。。爆
そうそう、露地でトマト去年作りましたが7月の後半から8月にかけてばたばたと枯れていったり軟果になったり 灰色カビ病で全滅したので
高原モノ買って食べてました。

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