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[3960] Re:アノ・・大きくならないのですが(^^;  投稿者:ぶな 投稿日:2002/11/03(Sun) 03:44
エーディンさん、どもども。

 スレ分けました。
いや、初めて聞くお話です。(^_^;)

★周囲の畑(素人)見ても、家のが小さいとは言えない感じです。
 プロの方も(タマネギのプロではないけど)移植はしないと
 言ってました。

 ってことは、エーディンさんのお住まいのエリアに共通した問題ってことなんですか?エーディンさんちだけではなく皆さん苗が大きくならない?
だとすると土壌?土壌からくる特性?でそんなことあり得るのでしょうかねぇ。

 播種の条件(播種床の施肥条件、覆土、条間、一袋を何uくらいに播くか、水遣りの有無、pH、etc)を判る範囲でなるべく詳しくお聞かせ願えませんか!?

 播種床に肥料分が多いと、発芽率が悪くなるという事例は聞いたことありますが、それで成育が悪くなるというのは別問題のような気もするし。地域的に慣習的に行なわれている播種の仕方の何処かに案外盲点が潜んでいるのかも?プランターで育苗してる人はいないのでしょうか?
[3960へのレス] Re: Re:アノ・・大きくならないのですが(^^;  投稿者:tkt 投稿日:2002/11/04(Mon) 04:43 <HOME>

ぶなさん、エーディンさんこんばんは。

たまねぎ苗の失敗はけっこう多いようにおもいます。
tktも何回も質問を受けました。困っているかたは
ホントに多いです(;^_^A

手前ミソで恐縮ですが、HPに関連情報をまとめて
ありますので、参考にしてみてください。
なにが原因かわかればいいのですが。。。。

アドレスはココ↓です。

http://www.bd.wakwak.com/~tkt/page022.html

全文をこちらにコピーすると長いので、今回はアドレス添付としました。
[3960へのレス] Re: 変ったタマネギ苗の目撃談 投稿者:ぶな 投稿日:2002/11/05(Tue) 19:58
エーディンさん、皆さん、どもども。

 ホームセンターで見かけた苗の品種は泉州中高黄と猩々赤でした。なんと通常の野菜苗のポットに20本くらい密植されて(¥80)売ってるのです。葉が3本目で根元の太さが2ミリ前後の徒長気味。
推定播種時期としては9月後半と見えて適期なんですが、苗として定植するには2週間ほど早いような気がする代物です。確かに若苗だし抜いて乾燥した苗よりは活着もいいでしょうが、うーんあれで定植するんかいなぁ。(^_^;)

 でもポット育苗というのはある意味いいアイディアかもね。
あれからふと考えていたのですが、もしかして播種時期の覆土量が多いとか、苗床が固く締まっていたりしたら苗の成長が遅くなるのかもなぁとも思いました。
エーディンさん、来年はプランターかポットでの育苗も試してみる価値ありかもしれませんよ〜。

 あんなの見たら試しに買ってみたくなった自分が怖いっす。ヾ(‥;)
いやいや買ってませんってば。(^_^;)だってうちは既に600本近く定植してますから。ヾ(‥;)
でも誰か買って使用レポートしてほしいなっと。(>< )\(^^;
[3960へのレス] うぅぅぅ・・・ 投稿者:エーディン 投稿日:2002/11/06(Wed) 18:32
ぶなさん、tktさん

コメントありがとうございました。レス遅れてごめんなさい。

私の播種方法は、tktさんのご紹介にあったのとほぼ同じです。水遣りはしませんが、湖に近くて夜露の多いところなので、朝見るとしっとりぬれています。元肥は少なめ、追肥は今回は液肥で2回やってみました。土壌は砂質です。酸度調整は神経つかってませんが、ホウレンソウが問題なく育つ程度です。

家周辺のタマネギ作りといえば、移植なし間引き栽培で最後まで行く・・というものです。理由は「その方がよくできる」だそうで(^^; 播種の際の畝作りも、最初から足で固く固めてしまいます。それで、播種してからも更に足で踏みつけます。この理由は、先々の霜対策と発芽時にカラをつけないためだそうです。んで、冬の間にも何回も踏みつけます。3日前に初霜がおりましたが、今年は早い方で、積雪地帯とかではないし、真冬の最低温度-4度くらい、日中はかなり暖かいです。

以上は、プロ農家の栽培法で、これでみんな無事収穫してるんですねぇ。でも私や家庭菜園組は、本などに書いてあるようにやりたがるので、tktさんに紹介してあったような播種法で育苗栽培するんです。発芽率は、凄くいいんだけども・・。

どうやって播種したとしても、今の時期の苗の大きさはプロもアマも同じくらいです。家の子も100本あったら3本くらい、売ってるような大きさになってますが、後は「芽ネギちゃん」です(^^;

やっぱ地域性なのかなぁ・・。育苗するのは諦めた方が・・でも播種時期には、長い畝空いてないし(笑)

ちなみに今日聞いた話ですが、出荷してる人は、稲を育てるような育苗トレーみたいなやつで苗作りをするそうです。

今日見に行ったら、葉先がちょっと枯れてました。また今年も駄目かなぁ・・。みなさんの話聞いてて、来年は、育苗箱を試してみようと思います(^^) んーでも何か納得いかない・・普通の南関東なのに・・。
[3960へのレス] 蛇足、、、、かな!? 投稿者:ぶな 投稿日:2002/11/06(Wed) 22:41
エーディンさん、どもども。

 苗床も播種後もさらに踏み固めますかぁ。おそらく関東ロームの色濃い畑だと思います。。。。。そりゃ、締まった(徒長しない)苗が出来るから成育が遅いというのとはまた違うような気がしますね。さらに移植しようとしてもその時の苗床の状態だと根を切らずに掘ることが結構難しいから結果的・経験的に移植なし栽培の方が成育がいいということになるのでしょうか。

 ただ昔と違って今は暖冬傾向にあるから、エーディンさんち辺りだと霜による根の浮きはあんまり心配しなくともよいのではないですか?


 ちなみにうちは田んぼ土の粘土質ってことで全然比較対象にはなりませんが、何かの参考までに播種・育苗の手順を書いてみます。

・6月の終わりに全面耕耘し、石灰窒素を混ぜた後、畝立てして畝表面を農ポリシートで覆う。そのまま一ヵ月半放置し太陽熱と石灰窒素による土壌消毒を行なう。(太陽熱石灰窒素法といいます。)その折に割り肥と緩効性肥料も施肥。
・8月中旬、農ポリシートを外して雨に当てる。
・地表だけを軽くかき混ぜる。(このときサラサラの土の状態)
・種を筋蒔き、籾殻薫炭と土で薄く覆土。
・播種後はムシロで発芽まで覆って乾燥を防ぐ
 ※播種後2〜3日で運良く降雨
・適時追肥と中耕

 てなことで苗を掘りあげる際まで土は比較的柔らかい状態でした。
井原氏の本では厚めの覆土後に踏みつけるやり方が紹介されていましたので昨年やりましたがうまく行かず猩々赤は一袋で100本ほどの苗でした。今年は一袋で500本以上の苗が採れました。

 私見ですが柔らかな土と播種直後(1〜2週間)は適時散水して水を切らさなかったのがうまく育苗できた第一要素じゃないかと思っています。その後は液肥をやる以外は水はやっていません。

 参考になれば幸いです。(^^)/~~

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