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[2713] トマトときゅうりのことで 投稿者:ふぶき 投稿日:2002/07/11(Thu) 16:37
イタリアントマトが尻腐れ病のようなんです。
プランター栽培で葉茎は順調に育っています。一番果がなってから追肥をしました。お尻部分の直径が3〜4cm位になると段々と黒くなってきてしまいます。赤くなる前に腐ってきてしまうので、まだ、1つも収穫できません。何か対策はありますか?
それと、ピクルスきゅうりが先細りしてしまいます。カルシウムが足らないのかと思い、追肥の他に液肥もあげています。
日照不足も関係あるんでしょうか?
また、これから出来る対策はありますか?
花も実も沢山なっているんですけど…
いつも質問ばかりで恐縮ですが、何かアドバイスをお願いします。
[2713へのレス] Re: トマトときゅうりのことで 投稿者:たま 投稿日:2002/07/12(Fri) 01:12
 ふぶきさん、こんばんは。
 変化アサガオは順調に育ってますか?私も種を分けていただけることになってます。楽しみです。

 さて、トマトの尻腐れ病ですが、高温で土壌が乾燥して石灰質が不足してると発生しやすいようです。塩化カルシウム200倍液を散布するようです。それ以外は石灰肥料をやることでしょうか。ただ、カルシウムは植物体内での移動は非常にゆっくりとしています。そのため、なかなか症状はなくならないと思います。塩化カルシウム液を実に直接かけるのが良いと思います。
 きゅうりですが、養分欠乏以外にも日照不足や乾燥でもなります。思い当たるものがあればそれを改善してみてください
[2713へのレス] Re: トマトときゅうりのことで 投稿者:ふぶき 投稿日:2002/07/12(Fri) 11:23
たまさん、早速のレスありがとうございます。
台風の所為で二つしかなかった獅子咲きの出物がやられてしまいました。ベランダの隅の方に追いやっていたんですが…残念です。
トマトは確かに乾燥気味に育てたんです。旦那がその方が美味しく育つと言っていたんで…まずはたっぷりと水をあげました。
後は塩化カルシウム200倍液をかけてみます。
キュウリは水分不足とは考えられないので、養分&日照不足でしょうね。ベランダの一番いい場所に移動してみました。
また何かありましたら宜しくお願いします。
ありがとうございました。
[2713へのレス] Re: トマトときゅうりのことで 投稿者:tkt 投稿日:2002/07/13(Sat) 03:33 <HOME>
ふぶきさん、たまちゃんこんばんは。
尻腐れ病のシーズンですねーーーいっつも「でるなー」って念じて
いるんですが、暑くなりはじめるとでてきちゃう。Ψ(>_<)Ψ

 トマトの尻腐れ病ですが、尻腐れ病(症)といい果実のカルシウム欠乏が原因ですが、誘因は施肥バランスや乾燥などいっぱいあって長くなるので省略します。対策としては、@基肥に「ロングショウカル」など吸収しやすいカルシウム入り長期肥効型肥料を使用する。A石灰や炭カルより硫酸カルシウム剤のほうが吸収が良い。「畑のカルシウム」「過燐酸石灰」などを基肥や発生時期(7〜9月が多い)に追肥する。B乾燥すると多いので、定期的にかん水する。C収穫開始から徐々に下段の葉欠きを行う。D敷きワラを厚くする。E追肥を1度に多量に行わない。Fカルシウム剤「カルプラス」「カルパワー」などの葉面散布を行う。F4個以上着果したら摘果を行うか、発生した果実は早めに摘果する。などが考えられます。

 ちなみに尻腐れ果は、通常より早く赤くなり、アスコルビン酸(ビタミンC)含量が多いので、小さいくぼみ程度の尻腐れ果は、くぼみを包丁で取り除いて食べちゃいましょう。

きゅうりの先細り果などの奇形果ですが、栄養状態の悪いのが第1に考えられます。乾燥・病害・肥料不足により葉や根からの養水分が足りなくなると多くなります。このほか風害や病害虫による幼果皮の傷、葉かきや芽摘みによるショック、株の老化などが考えられるでしょう。追肥やつるの配置、防除などの管理が大切です。頑張ってくださいね(^-^)。

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