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[1772] きゅうりの病 投稿者:つぶ丸 投稿日:2002/05/18(Sat) 07:25
今年初めてきゅうりを育ててみたんですが,
うどんこびょうっぽいです(0Д0;)
農薬以外でどーにかできませんか?
[1772へのレス] Re: きゅうりの病 投稿者:keiko 投稿日:2002/05/18(Sat) 18:07 <HOME>
きゅうりって、とてもうどん粉病になりやすいのですよね。
私は、きゅうりは1週間か10日に1度くらい、木酢液を薄めてスプレーでかけています。大体200倍ぐらいか、もう少し濃いくらいでしょうか。食酢を薄めてスプレーすることもあります。食酢の場合はもう少し濃いのですが、かなり適当なので、正確にいえなくてごめんなさい。病気が出始めてしまったら、もっと頻繁に3日おきぐらいにかけてみます。でも一度病気になってしまった葉は治らないので、ひどい場合は葉を取ってしまいます。木酢液に最近はにんにくを漬け込んであります。これで、だめな場合はあきらめますが、今まで、きゅうり全部がうどん粉病で真っ白になってしまったことはありません。運がいいだけなのかもしれませんが。
[1772へのレス] Re: きゅうりの病 投稿者:tkt 投稿日:2002/05/18(Sat) 22:27 <HOME>
つぶ丸さん、keikoさんこんばんは。

農薬が使えないとなると、かかってしまった病気を治す有効な
てだては、なかなか難しそうです。

tktが過去栽培したり、いろいろな畑での栽培の様子を聞いた
なかでは、タキイ種苗の「夏すずみ」「夏ばやし」「Vロード」
などが強いですが、なかでも「つばさ」という品種がもっとも
うどんこ病に強いようです。5月下旬に種をまくと、7月中旬
頃〜秋まで収穫することができますので、もし病気が止まらない
ようでしたら、育苗しておく方法もあります。

また、化成肥料主体に基肥や追肥を行うと病気に弱くなります
ので、堆肥など土つくりをすると病気にかかりにくくなります。

keikoさんのカキコの中にある、「病気にかかった葉」を摘む
ことはとても有効です。半分くらい白くなってしまった葉は
摘んでしまいましょう。葉が少なくてキュウリが太らない場合
は摘果するのも負担を軽くする効果があります。
[1772へのレス] Re: きゅうりの病 投稿者:たま 投稿日:2002/05/19(Sun) 01:08
 みなさん、こんばんは。ウドンコ病になるとやっかいですね。農薬以外の方法となるとツクシ液がよいらしいですが、この季節にツクシはもうないのでkeikoさんのおっしゃるとおり酢をまいてみてください。酢を25〜50倍に薄めて葉から流れるくらいたっぷりとかけてください。罹病葉をとらなくてもこれでよくなるはずです。また、酢のにおいは害虫も嫌いらしく、ある程度の虫除けにもなるそうです。ちょっと臭いですが。試してみてください。
 木酢液ですが、殺菌作用はあります。ウドンコ病にたいしては予防効果はありますが、治療効果ははあまり期待できません。keikoさんの場合も罹病葉には効かなかったけど、健全葉は感染を予防できたと言うことだと思います。ニンニクは菌類に効果があるかはわかりません。酢で治療後、再感染防止に木酢液がよいのではないでしょうか?
 別スレで木酢液のことを書こうと思います。もしよろしければそちらも参考にしてください。
[1772へのレス] 訂正させてください。 投稿者:たま 投稿日:2002/05/19(Sun) 02:17
 すいません。上のスレでニンニクエキス入り木酢液はウドンコ病とベト病に効くようです。訂正させてください。keikoさん、すいませんでした。
 木酢液2リットルにぶつ切りニンニク1kgをつけ込んで3ヶ月以上置いてから、その液を200から500倍希釈して散布してください。でも、今から作ってても間に合いませんね・・・。
[1772へのレス] Re: きゅうりの病 投稿者:つぶ丸 投稿日:2002/05/19(Sun) 19:17
みなさん,ありがとうございます!
,まだ初期(っぽい)ので,木酢液をまいてみようとおもいます。
[1772へのレス] Re: きゅうりの病 投稿者:えいか 投稿日:2002/05/19(Sun) 20:52
ニンニク水ですが、いろんな本のうけうりですが、ニンニクのみじん切りを水に混ぜて、スプレーしています。(こさずにしたら、つまっちゃいました)私は病気に効くとはまったく知りませんでしたので、なんだか嬉しいです。害虫除けとかいてあったので・・・。
普段はお水をスプレーし、週に一度ニンニク水かお酢の希釈したもののどちらかを葉の裏を重点的にかけています。
ニンニク水、十分においますのでいけるのでは・・・?
[1772へのレス] Re: きゅうりの病 投稿者:たま 投稿日:2002/05/19(Sun) 23:16
 みなさん、こんばんは。
 つぶ丸さん、間違わないでください。病気の程度と木酢液の効果は関係ないです。木酢液だけではウドンコ病を治すことはできません。罹病葉からの病気の拡大を防げるだけです。しかし、ニンニクエキス入り木酢液と酢はウドンコ病を直せるんです。これは初期だから株全体に出てるとか関係ないですよ。もう発症してるならニンニクエキス入り木酢液か酢を使った方が救助の確率は大幅に上がります。すでに罹病葉をとってしまってるなら、再発防止に木酢液でも良いと思いますが。
 えいかさん、はじめまして。ニンニクエキス入り木酢液はキュウリならウドンコ病とベト病に効きますが、これはニンニクの成分(エキス)が木酢液の成分と化学反応した結果、それまでの両者にはなかった新しい物質ができてくるためではないかと思います。そのために3ヶ月以上という時間をかけてじっくりと熟成(化学反応をゆっくり確実にしんこうさせる)させていると思いますから。
 ニンニク水ですが、これは病気には効かないと思います。本に書いてあったとおり害虫よけです。ニンニクのにおいで害虫が寄ってこないのです。この場合、益虫も寄ってこないと思いますが。酢の場合はにおいで害虫が寄ってこないだけでなく、酢は酸なので植物の葉を刺激し、葉の生理活性をあげる働きがあるようです。それにより病気の予防効果が見られます。また、酢が直接病原菌に触るとその酸で病原菌が殺されますが、中には酸性でも平気な菌もいるので万能ではありません。
 ニンニクも酢もにおいで害虫を寄せ付けませんからそのにおいがなくなったら効果はおしまいです。しかも、その後、もどってくるムシは害虫が先で益虫はなかなかもどってきません。これらを害虫よけにする場合はにおいがなくなったらすぐに次をまいたほうがよいです。葉の裏を重点的にかけるのはよいことですよ。多くの害虫ははうらを好みますから。

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