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[4441] 書籍「百姓記」ご紹介 投稿者:がとく 投稿日:2001/12/26(Wed) 11:50
みなさんこんにちは。 お正月もすぐそこです。

素晴らしい作者から 素晴らしい書籍を頂戴しました。
小倉愛子著「百姓記」びんぼー畑の実り 
葦書房(1989/8 初版)

先週(12/19・水〜23・日)までの5日間 「仙人・二人展」大分市アートプラザにて開催しました。

仙人のような二人の作者 浜 福朗(木塑・ふくろう)と 小倉猛熊(油彩・こもれび)の個展を友人二人と企画しました。

2年前に他界した 小倉猛熊未亡人が今回紹介する書籍の作者です。二人に共通するのは、明治・大正生まれの二人の芸術家は共に制作のため山中にアトリエを構え没頭したことです。一番大変だったのは勿論奥さんです。

その顛末をまとめたのが、今回の「百姓記」であり前作「山棲み記」です。田舎の名前の売れない芸術家、いつの時代にもすごい人が現実にいるのですね。 
[4441へのレス] Re: 書籍「百姓記」ご紹介 投稿者:がとく 投稿日:2001/12/26(Wed) 14:20
表現が一部 まずかった。訂正です。

2年前他界した 小倉猛熊の未亡人(愛子さん)が作者です。
愛子さんは 現在72歳 大分県湯布院町水池という寒村にお一人で生活されています。

以前は、庄内町男池という九重山系の山ふところにご主人の画家・ 小倉猛熊(故人)とランプ生活を約20年間されたそうです。この経過は前作「山棲み記」に詳述されています。

 

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