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堆肥づくり(4) 投稿者:edamura 投稿日:11月23日(火)06時54分35秒 
堆肥づくりは、生ゴミ堆肥のように大失敗(腐敗)する心配はあり
ません。
もし、堆肥づくりの途中で高温のまま長期に放置し、微生物菌の働
きを弱めてしまったら、微生物資材を新たに加えてやれば良いので
す。
堆肥づくりの過程が後戻りしたり、余計な手順が必要になることは
ありません。

米糠は精米店・農協で米袋に1袋(15kg入り)が手に入ります。
堆肥を少量しか作らない、或いは、他に用途がない場合は、油粕の
方が入手容易でしょう。
コーランは1袋(1kg入り)で、0.75〜1立法mの堆肥が作れるとし、
必要な米糠(油粕)の量は5〜7倍としています。
堆肥枠が0.9m立方なら、1袋で良いことになります。

いよいよ堆肥づくりです。
コーランを予め米糠と混ぜ、水を加え、握って固まり、触れば崩れ
る程度にして置きます。
落ち葉の適宜量を堆肥枠の前に拡げ十分に水で湿らせ、堆肥枠の中
に入れていきます。
足で踏み固めながら高さが20〜25cmになったら、コーラン・米糠
の混合物の4分の1を均一に振り撒きます。
この作業を4回繰り返し、最後に土を3、4cm敷き均します。
雨水が入らないように、上蓋若くはブルーシートを掛けて初回の作
業は終わりです。
ブルーシートの場合は、上面に雨水が溜まらないように堆肥枠の中
央に角材を掛け渡し、勾配を付けておく必要があります。

以前に、落ち葉を保存しておく場所がない場合は、堆肥枠の中に入
れておけば良いと言いました。
これは、上記の作業を1段階づつ繰り返しておけば良いのです。
この場合は、1段階づつ土をのせ、その上にゴミ袋などビニールフ
ィルムをのせておけば良いでしょう。
次回の作業は、1週間後になります。

< マメダ丸さんへ
鍋に油をしき、大根葉を炒め、油きりした切った油げを入れ、醤油・
少量のミリンで味付けし、本ダシを入れ、煮詰めるとのことです。
 

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