| 2009/03/04 (水) 
 昨日雪降る、寒い冬へ逆戻り。種まき後30日の苗は全員元気(?)、私も元気。本葉三葉展開 が始まる。
 
 *育苗メモ(種まき後30日)
 はれの日は必ず日光浴をさせるが、度々苗が萎れることが発生する。
 成長がおくれた小さな苗に多く発生するのだが、その場合の対処した事を記録しておく。
 (1)水をたっぷり与える
 (2)ビニールシートをかけて湿度を高くする
 (3)一時、温度は25℃位に調整する(厳寒期は温度管理が重要:普段は15〜20℃)
 以上の方法で約30分ぐらいで元気に回復するが水遣りは定期的におこない、定植時にそなえて
 水の量は少なくしていくようにする。
 (4)水遣りで肥料分(主に窒素)が流れて少なくなっていると思うので、追肥NK化成を与えた。
 方法は7.5cmポット31個に追肥NK化成(粒状)3gを均等に蒔く。
 (5)水遣りの失敗について:育苗に関する資料に水遣りは「ポットが乾かない程度」とあったので
 スプレー200t/日 31ポットを与えていた。度々苗が元気がなくなるし根の発達が良くないのでポットを
 調べてみた。その結果ポットの上部2cm位迄は湿っているが下部は完全に乾いている事が分かった。
 現在は水差しで400t/日31ポットを与えている。水遣りは「ポットが乾いていないか底まで確認!」
 その他観察事項として本葉三葉も出始めてる。標準がわからないが成長が遅く活力も劣る気がする
 種まきが早過ぎて季節(外気)にマッチング出来ないのかもしれない。
 今回使用の土に関しても研究の必要があると思う。まだ経験浅く植物の診断ができない。
 
 *MEMO
 追肥施肥量について:手持ち肥料がNK化成のみでそれを活用しようと”Google”でインターネット
 検索、適当なサイトがなかったが水稲栽培ページに「播種後30日頃に、追肥NK化成(808)を、
 1aあたり2kg施用します」と掲載されていたので参考にして当育苗面積に換算して決めた。
 
 *育苗について感じること
 初めての育苗はまたっく”手探り状態”でここまで来た。農業は深くで広い分野である。
 あまり深入りするとほかの事ができなくなって苦痛にさえなってくる。愉しく家庭菜園ということ
 に割り切っていくほうがいい。失敗を恐れず経験をつむことが大切と思う。温度管理も度々忘れて
 危険範囲になったこともある。けれども植物の生命力は意外と強い、元気に回復した時は苗も本当
 にうれしそうな感じである。苗自身の”力”をもっと信じたい。ただ”苗はなにも言わない”ので
 苗が出す”信号”が出来るだけわかる様にいろいろなこと調べておかないとと思い資料を収集して
 いる。それにしても”育苗は、?だらけ”でたいへんな作業です。(暖かな春よ、早くこい)
 
 *ネット検索記録(抜粋)
 (1)昼夜温差の調整により、胚軸長や節間長が制御できる。昼夜温差が大きいほど伸びやすく、
 夜間暖房により茎の長さは無処理の60%程度に抑制できる。
 (2)施肥量を減少すると苗の重量が小さくなる。苗重量の低下は生育の遅れや収量の低下につながる
 場合があるため注意する。
 
 初めての育苗(過去日記)リンク
 *[2/3]種まきここ*[2/12]種まき後10日ここ*[2/22]種まき後20日ここ
 
 農園日記DATA(ホームに戻る)更新(3/5日am4:00サイト更新)
 
 *追記:今月のおすすめ日記 に今回limelight2009の家庭菜園作業メモ が推薦をいただきました。
 恐縮している。有難うございました。  ハンドル(ネーム)”なつっこ”
 
 
 | おすすめ日記 
 limelight2009の家庭菜園作業メモ
 
 
 【推薦文】
 
 山に果樹に野菜にと、
 お忙しそうなlimelightさんですが
 
 日記は、丁寧に解説を読んで頂いていた上で
 こちらの足りない箇所をも補って下さり
 また、作付け表も大変参考になります。
 
 開発者としてもありがたく、
 また同時に襟を正したくなる
 春に向けてやる気GET!(^o^)q な日記です。
 
 マメダ丸さん
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 写真:キャベツ、ブロッコリーとマザーレッド、マザーグリーン(レタス)
 coment 間引きは何となく惜しい気がしてまだ一本/ポットにしてない。今頃芽を出すのんびり苗もいる。
 
 
 
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