いちごの定植
2011/10/23 (日)

harenotikumori.gif 夕暮れやひざをいだけば又一葉 一茶
団栗の寝ん寝んころりころりかな

★[農作業日誌]

 やさい畑
 1)今年の「苗つくり」
 (1)今年のいちご「苗作り」は失敗である。夏の猛烈な暑さと病気に対処できなかったのが原因である。
   参考過去日記:6/15:いちご親株の移植(苗作り開始) 8/27:いちご苗のじゃのめ病対策
 (2)今年はランナーが早く(収穫中から)発生、親株を移植するタイミングが悪かったことで苗の生長期
   である8〜9月に高温や病気でランナーの発生が止まった。子株も定着しない「苗作り」であった。
 (3)病気が完全に回復していなく、小さく、極めて品質が良くないが、その苗をなんとか選別し昨年の
   作付け数位は25日頃までに定植完了したい。来年はじゃのめ病、たんそ病重点に予防に心がける。
 2)来年からの「苗つくり」
 (1)いちご適正温度は10〜25℃である。最高温度が30〜35℃に達する夏季管理において大量水遣り
   は病気の発生、肥料の流失や生理異常など悪影響があるので注意。今後は日除けを併用する。
 (2)農業、農地が衰退しているためか、圃場の栽培環境が悪化している。気象変動もあって、病原菌や
   害虫が蔓延している感がある。自然に近い露地栽培ではそのための対策(防除)が必須事項である。
 (3)従来の作型を気象変動にマッチング、変更する⇒親株の移植を6月の収穫後から4〜5月に早めて
   生育適正温度期にランナーや子株を成長させる。健全な成長は雑草の抑制と乾燥防止効果もある。
 (4)来年は自家苗品質が良くないので親株は更新して、コメリから購入したポット苗を用いる(写真)。

 (5)尚、いちごは"りんご"や"なし"と同じバラ科の植物で多年草。種子から育てるのではなくランナー
   と呼ばれるツルから発生する苗を育苗後、移植して生育した実を収穫する。また多年草ではあるが
   食用果実として果物と定義をしている。当日記では"果樹"ではなく"やさい畑"のカテゴリーで整理。

 <今日の俳句>どんぐり子ころりんころと絵本かな
           どん栗に落ち葉ふんわり寝んころり

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limelight2011家庭菜園作業メモ
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