いちご親株の移植(苗作り開始)
2011/06/15 (水)

hare.gif 石仏誰が持たせし草の花 一茶

★[農作業日誌]

 やさい畑
 1)いちご苗床(約7u)作り:完熟堆肥30s、苦土石灰3s,いちご専用8(化成)3s⇒深耕攪拌
 2)親株の移植:親株にストレスを与えないために土をつけたまま移植(7株)。たっぷり潅水。(写真)
 3)いちご栽培について(家庭用露地orトンネル栽培)
   いちご栽培方法の概略をまとめておく。苺(Fragaria)はバラ科の多年草で、毎年別表の作業が
   繰り返し行われる。栽培品種は当地で普及した宝交早生以後の品種だと思うが最近の新品種
   ではない。(不明)しかし10年以上更新していないが毎年健在で果実をつけてくれている。
 *いちご年間作業(栽培サイクル) 
6月収穫終了後ランナーの発生が良く健康な親株を選別し苗床に移植
7月〜10月苗床のランナー(つる)からでる子株を適当な位置(株間隔)に誘導、第3子株は切除、水遣りや
土寄せで子株の活着をよくする。8月頃子株の成長が確認(自立→ok?)されたらランナーを切り離す。
必要に応じ病害虫防除。そのほかは他作物と同様な育苗管理。
10月圃場に畝作り後、子株定植。水はけと日照(温度)による根の発達を良くするため高畝。
11月越冬の防寒対策として通気性シート(黒、ワラ代替)をベタ掛けする。
2月〜3月防寒シート取り除き、古葉や枯れ葉を取り追肥、除草浅耕後黒いポリフィルムでマルチング。
生育促進、霜よけにトンネル保温(いちご生理の特性により2月中旬以後が最適)
4月開花(参考04/21日記)。ビニールトンネルの場合は温度管理注意(生育適温: 5〜25℃)。
5月〜6月収穫(参考06/10 日記)。5月中旬頃トンネルをはずし防鳥ネットを張る。
 *苗床、畝作りの施肥基準、病害虫防除:JA手引き書参考

 <今日の俳句>ちさい子の大切そうな野辺の花

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limelight2011家庭菜園作業メモ
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