私の堆肥枠は、1.8m×0.9m、厚さ12mmのいわゆるコンパネとい うベニヤ板の二つ切りを防腐材を塗った角材で0.9m角に枠組みし、 地面と接する下端には、更に腐食しにくい桧材を打ちつけていま す。 ベニヤ板の規格には、2m×1m、厚さ7、9mmがあります。 材質はラワン、米松、シナ、規格は1類、2類がありますが、ラワ ンで1類の使用をお勧めします。 ベニヤ板を特に枠組みする必要性はありません。角材もデッキ材を 使用している人もいます。 そして、枠材も古い工事看板や竹などを利用している人もいます。 ただ、1面は取り外しができるように工夫してください。 上面の雨除け材は、1.8m×1.8mのブルーシートを使ってます。 堆肥づくりに必要な補助資材は微生物資材、米糠、窒素成分です。 微生物資材は発酵促進材、米糠は発酵促進補助材、窒素は嫌気性菌 の必要成分です。 微生物資材には、コーラン、くひなちゃん、EMミラコンなどいろ いろな商品があります。その多くが生ごみ堆肥用としていますが、 同様の働きをします。 ただ、コーランは堆肥・発酵肥料用としていて、使用方法が袋に記 載されているので判り易いでしょう。 私もコーランを使用してるので、ここではコーランに基づいて話し をしますが、微生物資材を直接使わず、微生物資材を培養したのと 同じことであるEMボカシなどを使っても良い訳です。 窒素成分は石灰窒素の使用が一般的にいわれています。 しかし、私の近辺では少量販売されていません。また、私は過燐酸 石灰と硫安を常備しているので、これを併用使用しています。 どうしても、自然の資材にこだわれば鶏糞ということになります。 但し、乾燥鶏糞は一時期悪臭を発生するので完熟鶏糞を使用すれば 良いでしょう。ではまた。