2006/01/08 (日)
お正月の帰省時、庭のゆずをバケツいっぱい採って来た。いい香り〜。(写真1) 今回はゆずの活用・保存として、カフェでも人気の「ゆず茶」を作ります。 (ゆず茶とはゆずのマーマレードをお湯で溶かして飲む、レモネードのような物。)
材料はゆずと砂糖だけ。鍋は酸に強いガラス製かホーローの物を使います。 今回の分量 ・ゆず 小34個 ⇒(皮530g、果汁3cup になった) ・砂糖 520g (皮と同量を目安に)
@ゆずをたわしで良く洗い、傷の部分は包丁で取り除いておく。
Aふたつに切り、レモン絞りなどで果汁を絞る。 絞りながら目の荒いざるに通し、皮・種・果汁に分けておく。(写真2)
B皮は白わたを付けたままヘタと果肉の薄皮を取って千切りし、重さを計る。(砂糖の分量を知るため) 水にさらす。(苦味が苦手ならば1〜2回水を換えて軽く揉むように洗う) 熱湯でサッと茹で、ざるに上げておく。 (ワタに含まれるペクチンや香りが流れてしまうので揉みすぎたり、絞ったりしない事)
C種は小さな鍋に入れ、ひたひたの水で混ぜながら少し煮る。(種のペクチンを取る) ざるを通して煮汁だけを果汁に加える。
D鍋に果汁と砂糖を入れ、火にかける。 砂糖が溶けたら皮を加えて、アクを取りながら焦げないように煮つめる。(写真3)
Eペクチンと砂糖の作用で固まるので、あまり強く煮詰めなくても大丈夫。 時々煮汁を数滴コップの水に落として様子を見る。(糸を引くように落ちればOK)
F熱湯消毒した瓶に入れ、口を清潔な布巾で拭き、軽くフタを閉める。 10分程蒸す。あるいは鍋に瓶の半分位の高さにお湯を入れて、鍋蓋をし5分程中火にかける。 やけどに注意しながら瓶を取り出し、ギュッとフタを閉める。 冷めて、フタの中央が凹めばOK。長期保存出来ます。
カップにゆず茶とお湯を入れて、ほっと一息つきましょう。夏はアイスゆず茶も美味しいです。
去年は健康志向のTVで紹介されてた、種ごと使うゆず茶を作ったんだけど、 どうも苦みが強いのと、種の粒々が気になって、肉の下味などに使っちゃった。 今年のゆず茶は味重視で、ゆずのマーマレードです。 パンやパウンドケーキにも使えそうだなー。
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