Kenさんへ この場合のストチュウは、醸造酢と乙類焼酎に発酵黒砂糖農薬を3者 同一の比率で混ぜ、それを300倍程度に希釈したもの(実際は、各基礎 資材を水に対して1000倍に希釈する)を、直ちに作物に散布する場合 にストチュウ(醋糖酎)と呼称したもののようです。 そして、発酵黒砂糖農薬の替わりに木酢液を用いた場合も一般的にス トチュウと呼称しています。 ストチュウは、防虫防菌効果も謳われていますが、それ以上に作物の 成長を促す効果の方をより期待するものです。 ストチュウに木酢液を使用した場合は、化学農薬の通常使用量の半量 を同時に混和すると、本来量と同等の殺虫殺菌効果が得られるとされ ています。(減農薬) また、防虫防菌効果はニンニク、唐辛子、ドクダミなどのエキスを加 えると良いとしています。(本HP、無農薬で虫退治欄参照) ストチュウは、適当な時期から4、5日に1回茎葉(裏面の方が効果 的)に散布します。 ご心配の酸性に関して:有用細菌が作物の成長に働きかけるのをスト チュウが手助けするものです。この有用細菌は適宜濃度の酸性を好み ます。したがって、希釈濃度を厳守する必要があります。 また、多くの有機無農薬栽培専業者が採用していますので問題はない ものと考えます。