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バイオロジカル・ウェポン 投稿者:枝豆 投稿日:02月25日(金)20時41分06秒

マメダ丸さんへ
通称 我が家のB兵器は タネの状態で冷蔵庫にて保管します
菌の働く時期は短い物ですし 少なくなったら補充しなければなりませんが
残留を気にする農薬のようにすぐに効果がなくなる事はありません
15度から25度くらいの時期がもっとも活発でしょう
私は通常のやり方の他に植え付ける前に 種まきしたフィジーポットに菌を付着させて置いて
深い青の胞子が見えたら畑に定植します
毎回少しだけフィジーに付着させ畑に入れれば
菌の数が減る事はないでしょう
トリコデルマ菌は繁殖し胞子を出す時に深い青になるようです
こちらは管理が容易です

パエシロミセス・リラシヌス菌は固まりを作り
そこから乳白色の菌糸が出ます
固まりの中央に薄い紅色の胞子を形成します
正直言ってトリコデルマ菌より不気味ですが
ガの幼虫が激減したのはなんらかの関連があると思われます
また培養土を作ったらすぐに施さないと腐敗する場合があります

管理は
まずタネを購入し自宅にて培養します 
この時に巧く培養すると トリコデルマ菌はどっと増えます
材料は菌によって違いますが 米糠や油粕 サナギ粉 ピートモス 畑の土 など
それを畝の表面に良く混和します
生活領域は表土から10pくらいの間で乾燥を嫌います
また30度を超えると活動が鈍るようです
紙マルチや生分解マルチ 敷き藁などが効果的のようです


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