「落ち葉集め」に用意するものは、熊手と土のうを一回り大きくし た袋です。私はこの他に業務用のゴミ袋を使います。 大きな熊手は公園などで落ち葉を掻き集めるのに、小さな熊手は道 路の縁石際に吹き集まった街路樹の落ち葉を袋に入れるのに適して います。自分の環境でどちらかがあれば良いでしょう。 私がゴミ袋を内側に2重にするのは、雨上がりの十分濡れ湿った落 ち葉を入れ、湿った状態で保管するためです。 堆肥づくりをするとき、材料を十分水で湿らせなければなりませ ん。畑には水の設備がありません。 また、乾いた落ち葉を湿らせるのも少し手間がかかります。 それと、湿った落ち葉は柔らかく、袋にギッシリ詰めることができ るのです。また、湿った落ち葉に乾いた落ち葉を混ぜて、水で湿ら せることは比較的容易です。 これは、落ち葉集めのときに苦労をするか、堆肥づくりのときに少 し苦労をするかの選択です。 藁を使うときは、15cm位に切ると聞いています。 土手の刈り草など干し草を利用するときも同様でしょう。 畳屋さんから切り落としを貰ってきて糸を抜いて使うということも 聞いています。 そして、各種の材料を混ぜることは堆肥として好ましいことです。 私の場合や参考書などでは、堆肥づくりを一息きにするようにして いますが、材料を保管する場所が無い人は、集めただけを少しづつ 堆肥枠に入れ、堆肥づくりをすることもできます。 只、堆肥枠の周りに、集め了った材料の切り返しをするだけの場所 は必要です。 落ち葉など材料さえ集めることができれば、堆肥づくりは非常に簡 単で、臭気の心配もありません。ではまた。