2008/07/16 (水)
給食を考える会のメンバーが アレルギー対応給食の嘆願に市長を訪ねたのは 8年前だったそう…
『その予定はありません 少なくとも私が市長であるうちは アレルギー対応給食実施はありえません…』 コレがその時の回答…
8年前といえば、松本市でアレルギー給食がスタートし 話題になった頃…
コチラのアレルギーの会でもその実施を強く望み 実現に向けて水面下(給食センターや市の給食課)で 意見交換をしていたらしい
そして、市長室にお願いにあがり、見事に玉砕 子供の目から涙が溢れ、親たちも相当にショックを受け 市庁舎をあとにした…という
この3月にこの町へ転入し、給食の成分表を見せてもらい 私が感じた第一印象は 『(電話では除去対応はしないって言ってたけど) 出来うる限りの配慮がなされている』 というコトだった
思えば、コレは、給食を考える会(元アレルギーの会)の人たちが 除去給食は出来ずとも、給食センターの職員と会談を重ね 一つ、一つ、ハードルを越えて得た産物だった…のだ
トップは動かせなくても、現場で働く人たちは 聞く耳を持ち対応してくださり、それを引き継いでくれている 8年後の今でも、意見交換会は継続されており 今回は私も参加させてもらった
感想はイロイロ… 一言では語れない
給食センターも 規模が大きくなると人の気持ちは見えずらい… ソコで働く職員の人間らしさみたいなもの 会って、話して、はじめてわかるコト…
マズは、お互いを知るコトが大事なのだと思う
人件費削減、民間委託、食材の値上がり 日々時間との競争、安全確保…
普通に働くにも一杯一杯なのに 小さな声を拾ってくれる優しさに感謝だなと感じる
この努力を子供達にも知ってほしい 食育とかなんとかじゃなくて 人ってこんなにも人のタメに動ける(考える)んだ…ってコトを
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