2008/12/18 (木)
仕事場の職員の回転が速い・・・ つまり、辞める人が多いようだ。
私が入ってからまだ3ヶ月なのに、 看護士が2人、そして今回介護職者が2人辞めるそうだ。 私が入る前にもいろいろあって何人か辞めた人がいたと聞いているけど、そもそもこの職場は出来て2年しかたっていないはず・・・ 昨日はベテランの介護者が 「長くやる所ではないなぁ」 と、ボソッと言っていたので、 「介護職がですか?ここの施設がですか?」 って聞いたら、 「ごめんね。ここ。」 って、小声で言って去っていった。
私は、介護職自体どういうものなのか良くわからなかったのに、ここがいいのか悪いのかもよく分からない。 ただ、素人ながら疑問に思うことも多々あり、 上に立つ人間の、人の動かし方についても快く思わない面が多い(回りくどい言い方?) 会議についても、議長の物言いが不快で不愉快だったし・・・
人の上に立つ人間の器量が悪いと(仕事が出来ないと言う意味ではなく) 下に付く人は離れ、一人の仕事負担は大きくなり、上からは注意され、尚且つ割に合わない人の命に係わる介護職なんてやってられないって思ってしまうのは自然の流れ。 もう少し、「人の動かし方」とか、本とか読んで勉強したほうがいいんじゃないだろうか・・・
これからも辞める人多いんだろうなぁ。 さて、どうしよう・・・ 目標は半年なので、あと3ヶ月、我慢してみようかな。 一番かわいそうなのは利用者さんなのにねー。
利用者さんが日に日に弱っていく姿はなんとも切ない。 食べる元気も生きる気力も無くなっていく。 それを注入器で口に栄養をねじ込んで流し込んでいる私は、介護自体に疑問が生じている。
それを、たまたま休み時間2人きりになった介護長に話してみると、こんな意見が・・・
「必ずしも家族と本人の意見は一致するわけじゃないんだよね。入所する前の介護に疲れた家族の本音は、早く亡くなってほしいっていう人が多い。でも、入所できれば、もう少し長く生きてほしいと考えが変わる。 それとは逆に、入所者本人は、家にいる時はもう少し生きていたい。でも施設に入れば、好きな事出来るでもなく、家族に会えるでもなく、気力が無くなり早く死にたいと思う。 でも私たちは、本人が長生きできるように管理するしかないんだよね。 たまに、孫が成人式するまでは生きていてほしいのでお願いしますと言う家族がいたりして、考えちゃうよね〜。」
いやぁ・・・ 余計に気持ちの整理が付かないっていうか・・・・ 老後の現実?
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