2004/02/29 (日)
思いがけない贈り物をいただいた。 軽トラに山積みになった程よく湿った広葉樹の落ち葉だ。 これを集めるのにどれほどの手間と時間がかかるか。身に沁みてわかっているから余計にありがたい。
事の顛末はこう。 根岸のじいちゃんのしばっ葉のシマを私が荒らしちゃったもんで、じいちゃんは少し山奥の友達に「取りに行くかんな」と宣言した。 自分ちの枠はもういっぱいなのに、たった1回ぐらいじゃ面目も立たないと、うちの分まで拾ってくれたと言うわけ。 私が集める量の軽く2回分はある。 友達にはきっと「おかげでいーい堆肥ができた。ありがとう」とご機嫌に振舞うんだろう。
じいちゃんは昔、村で議長までやったやり手じじぃだ。 眼光鋭く、体がでかくて毅然としている。 鬼のように思われ、恐れられていたんだろうが、今となっては温厚な、骨身を惜しまない好々爺だ。
争うように我が身を守ろうとするギスギスした人間関係が田舎にもあるけど じいちゃんの温かさにほっとしてすくわれることの多いこの頃である。
体重が母を上回る小学5年の息子に踏み込みを手伝ってもらう。 役に立つなぁ。ただ飯はくれていないぜ。ふふふ。
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