疼く
2004/02/27 (金)

何日かぬくい日が続いた先日のこと。
「草の根が動き始めるねー」と口にしたネッ友。
この時期に畑を混ぜておくと、後がずいぶん違うんだよ、と話してくれた。
思い返すと、この時候の挨拶は随分かっこえぇ〜ではないか。
長年畑の声を聞いてないと分からない感覚だよな。
こうやって先人の(年下だけど)智慧を少しずつかじらせてもらいつつ、貫禄つけていくんだな。

昨日摺ったモミガラを焼く。
少し風が出ていたので、たなびく煙の影を感じながら石を拾ったり、草をとったり。
本当に、いつの間にか草はぐぐっと伸び始めている。
幼雑草の今、根を切っておけば次に生えるまでインターバルができるんだ。なるほど。

そう思ったら、うずうずと「耕してぇ〜(耕したい)」と熱烈に思う。
疼きながら、またふと考える。
同年代の普通の女性は、何に疼くのであろうか。
「旅行に行きたい、**のバッグが欲しい、カルチャークラブ(古っ)、グルメなランチ・・・」
それに引き換え、「耕してー」かよ。ふっ。
菜園な人たちの中にいると気が付かないけど、変だよね。笑

4畝分の豆ソバ用畑、K牧場から堆肥購入予定
堆肥が来たらトラクターで耕運。

ブルーベリーの株元におとうがピートモスを鋤き込んでいた。
思いっきりの酸性土壌にはなかなかならないもんだな。

 
百姓一記
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