発酵リン酸肥料について
2010/01/20 (水)

harenotikumori.gif 現在製作中のリン酸発酵肥料は、きゅうりの栽培に使うものです。
もちろん菊栽培用にも少しレシピを変えて作ります。

土嚢袋で作るのですが、中には菊の古土5L、ヨーリン2L(3.4Kg)、バットグアノ2L(2.36Kg)
バイムフード10%入りコメヌカ1Lで高い発酵熱を出させてから、
完熟腐葉土3Lと過燐酸石灰2L(1.96Kg)を追加して発酵ぼかします。

昨年は、これを30袋作って6.4M*70Mのハウス3棟に全面散布しました。

昨年は新規の農業参入だったこともあって、ハウスの竣工が遅れ、苗の定植まで準備期間が取れず、
大量投入を予定していた堆肥も入れることが出来ませんでした。

田圃だったその土地はガバガバの粘土質で、
きゅうりのプロ達も「この土ではなぁ」と
失敗は覚悟しておけと言わんばかりだったのでした。

定植し元成が成りだし親蔓をピンチするころには
誰も土のことなど忘れたかのように何も言わなく
なっていました。

昨年は梅雨明け宣言も出ないような異常な気象条件の中
曲がりなりにも一応の収穫量を達成できたのは
少しばかり入れた市販の土壌改良剤の効果があったのかも知れないが、
自作の乾燥肥料と発酵リン酸の効果が絶大だったのではと思っています。


 
世盛の菊作り独り言
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