2009/02/05 (木)
晴。 朝は,放射冷却でとても寒い。
腐葉土の1山を、 昨日枠から,ガラ袋に移した。 空いた堆肥枠で,モミガラ堆肥作りをする。
モミガラは、非常に分解しにくく 堆肥化が容易でない。 農家でも、利用する事が少ない素材なので、 逆に私のような田舎暮しの者が、 堆肥の素材として使うには、手に入れやすい都合の良い材料なのだ。
今年はこれを、600L(60kg)堆肥化する。
モミガラ成分 水分含有 11.8% 炭素含有 36.3% 窒素含有 0.48% 炭素率 C/N比 75.6
炭素率75.6のモミガラをスムースに 堆肥化するために、窒素分を440gほど加えて 炭素率を30ほどまで下げて行う。
炭素率を20〜40の堆肥化をスムースにする値に設定した時に必要な窒素量を算出する計算式は簡単で
材料(現物)の炭素量kg/設定するC/N比(20〜40)ー材料(現物)の窒素量kg=窒素添加量kg である。
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(1) 炭素率75.6のモミガラ60kgを、30の炭素率まで下げるのには、窒素を約440g加えなければならない。
この窒素の不足分を、昨年使った余りの尿素が570gほどあったのでこれを使って補うことにした。 尿素には、窒素分が46%も含まれていて、この570gぼ尿素には260gの窒素分があることになる。
残りの窒素分は、2%ほど窒素分を含むコメヌカによってもかなう事にした。
(2) コメヌカは8.5kg、これにバイムフードを培養したコメヌカを5L加えた。 このコメヌカが含む窒素量がおよそ170g。
水に長い事浸けて置いたモミガラ30Lに、コメヌカ1L強を良くまぶしながら積み込む。 あまりにも長く水に浸しておいたので、水の浸みこみ過ぎで嫌気の発酵にならないか心配。ならない様に注意が必要。
(3) 300Lほど枠に入れたところで、温度計をセットする。
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