2008/05/29 (木)
雨。朝、かなり強い雨が降る。
昨日ポットに上げた挿し芽について考察する。
挿し芽苗:1月19日地際切りして伸びだした芽を3月23日ピンチして伸びだした脇芽を使う、採取は芽先12,3センチを手で折り採った。 今回挿した品種は、精興右近6、兼六香菊8、太平銀峰4、国華越山8、清見の由来4、国華金山10。
挿し芽用土:植える花夢さん仕様(クンタン50%、鹿沼土小粒25%、バーミキュライト25%)を挿し芽箱ほぼ一杯にする。 クンタン&バーミキュライトは、1ミリ目の篩いを通し微塵を抜く。 鹿沼土は、5ミリの篩いで落ちた物を2ミリの篩いで微塵を取る。
苗の水揚:ルートン100倍液に水切り(手で折る)した苗を7時間浸ける。
挿し方:ルートン5%を混ぜた砥の粉の水溶きに浸け、バーミキュライトの微粉を付けたダンゴ挿し。 挿し床には塗箸で底まで穴を開け、苗は底まで深く挿し込む。
管理:挿し芽箱は、ビニールを張ったトンネルに12日間入れて置いた。初めの3日間は50%遮光のダイオネットを掛けて置き、4日目からビニール越の光を当てる。気温の上がる日はトンネルのサイドを捲る。 13日目にトンネルから出し、防虫ネット越の光を日中一杯当てた。 指し床は、常に湿り気を持たせて管理した。5日目頃よりほぼ毎夕潅水。 今までは水を切らして挿し床をカラカラにして、苗を萎せる様な管理をしていたが、今回は苗床に湿り気を常に持たせておいて、苗には日光を当て萎れる様な管理をした。 このほうが管理しやすかった。
-
|
(1) 精興右近6本指して、1本片根で廃棄する。 これを最初に掘り起こす、全部がこんなものではないのかと思い、根のでの悪さにガッカリした。 最後にもっとひどい発根状態の品種があった。清見の由来。
(2) 太平の銀峰。 6品種の内発根状態は1番良かった。 前回のときにも銀峰は根の出が良かったので、発根しやすい品種かも?
(3) 金山。昨日写真をアップした越山に比べて、こちらの方が発根が良くない。
|
|