ベントナイト土麹を篩選別して、モミガラ堆肥を切り返す。
2008/04/19 (土)

kumori.gif 曇り。一日どんよりした曇り空。

全部で110Lほど作ったベントナイト土麹を、2ミリの篩いを再び通して、微塵とまぶし粉の残りを取り除いてから、7ミリ目の篩で7ミリ上下に別けた。
7ミリ上が45L、下が65Lあった。
7ミリ下のものはもう1度3ミリ目の篩いで大小に別けて、3ミリ下はポット用に使う予定にしている。

午後は、仕込んでから20日ほど経過した、モミガラ堆肥の切り返しをした。
現在仕込んでいるモミガラは440L、約49kgである。

資料によるとモミガラの成分比は、炭素が36.3%、窒素が0.48%と、C/N比が75.6と高い。この炭素率の高いモミガラを堆肥化するのには、1t当り4.3kgの窒素の添加が必要なのである。その4.3kgの窒素分を窒素成分を46%含んでいる尿素を使って添加すると9.35kg必要となる。

私が現在仕込んでいるモミガラは約49kgであるから窒素量で210g、それを尿素で添加するとすると、456g必要と言う事になる。

仕込みのときからモミガラ30L当り7gの尿素を水に溶かして加えてきた。仕込みや切り返し1回当り105gの尿素を使ってきた勘定になる。

今回で尿素を混ぜ込んだのは3回目。105*3=315gの尿素を混ぜ込んだことになる。(23:00、回数の間違いがあり書き換える)

コメヌカに含まれている窒素分を加えても、、まだ堆肥化に必要とされる窒素分の添加はもう少し必要であるが、これを培養土に入れることによって、微生物の増殖による窒素飢餓が起こり、開花時期には肥料抜きと同じような効果を、得る事ができるのではと考える。

仕込んでから3週間、モミガラはかなりあめ色になり、
順調に堆肥化しているが、培養土に実際使うと成ると、かなり迷う所である。多分今シーズンは使うことはないのではと思っている。



i0 i1 i2 (1) 大きさ別に分別したベントナイト土麹。全量110L
(2) モミガラの切り返し。
全てを一旦堆肥枠の外に出す。
かなりあめ色にはなってきた。
(3) モミガラ堆肥切り返し風景。
 
世盛の菊作り独り言
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