モミガラ堆肥を仕込む
2008/03/31 (月)

kumori.gif 曇り時々晴れ。気温低く肌寒い。


今日の作業:モミガラ堆肥の積み込み

昨日、水に湿しておいたモミガラの大部分は充分水を吸って湿っていたが、ところどころに水分不足が見られる所があった。
ポリフネを持ち出し、よく湿っている所と、湿りの足らない所を、程よく混ぜ合せて。

炭素の含有率が36.3%に対して、窒素の含有率が0.48とC/N比(炭素率)が75.6と高いモミガラを発酵させるために(普通、堆肥化をスムースに進行させるためにはC/N比が25〜40であれば良いとされる。ちなみに落ち葉の炭素率は53、ベラボンは162だそうです)。

モミガラで不足している窒素分を、窒素含有率が46%もある尿素を使って補充することにした。
資料に元づいて計算にすると20kgのモミガラの堆肥化をするのに必要な窒素添加量は86gである。これを尿素を使って、添加すると尿素が187g必要となる。

この尿素のうち、5Lのジョロに7gずつ溶かして、小分けした30Lモミガラに散水する。

30Lづつ6回と20Lを1回、尿素を溶いた5Lの水を掛けては、コメヌカを塗して腐葉土の積み込み枠に入れ込み仕込みをした。(残りの尿素は切り返しのときに再び水分補給を兼ねて添加する。切り返しは5〜6回は行わなければいけないと思っている)。

発酵させるため塗したコメヌカはモミガラの5%。
生のコメヌカ1Lにバイムフード培養コメヌカを0.5L混ぜ込んで使った。

i0 i1 i2 (1) 昨日、シートの下に木枠を入れて、水の流失を止めたため、モミガラの上部まで、比較的良く水が湿っている。
(2) 尿素7gを5Lジョロで薄めて、30Lのモミガラに散水。
切る返し時にもこれを行う。
尿素が僅か7gといっても、窒素分だけで言うと、ハイポネックス原液ならば、5Lの水に約54mLも入れたことになり、ハイポネックス10倍液5Lと同じ窒素量になるのだ。
(3) ポリフネに30L小分けして、コメヌカを満遍なく塗す。
 
世盛の菊作り独り言
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