ここ10年ほどは電動歯ブラシを使ってきた。しかし頻繁に壊れて何度買い換えたか分からない。また壊れたので、バカバカしくなって、ふつうの歯ブラシを使うことにした。久しぶりに使ってみたら、昔の歯ブラシと違い、今の歯ブラシは実に良い。電動より歯がキレイになる。それが2週間前。

そろそろ歯ブラシの買い替え時期と思い、別のドラッグストアで探した。先日買った歯ブラシの名前はもちろん覚えていない。いろいろ見て迷ってしまう。ピンキリで、300円以上から100円以下まである。消耗品の場合、私は高いものが買えない。ケチだから元が取れるか考えてしまう。耐久品だと長く、しかも飽きずに使えるかどうかが判断の基準だが、消耗品だと金額に見合うだけの機能が備わっているかどうか、知らず知らずに計算している。機能と金額がイコールなら、高くてもＯＫだが。

そこであまりテレビで見かけないメーカーの下から二番目の値段の歯ブラシを買ってきた。家に帰って2週間前に買った歯ブラシと比べて笑ってしまった。同じものだった。

ひょっとすると私の行動には一定の法則があるのかも。自分では気が付かないで、同じ円の中をグルグル回っているのかも。無意識にしていることを意識してみるのも楽しいかも知れない。