2004/05/21 (金)
ここの日記の利用者なら既に知っていると思いますが、 スーパーで売られている普通の野菜を出荷している農家が使用する農薬の量は半端ではありません。 田んぼで見かける農薬散布は軽装備で散布していますが、野菜の単一品種を出荷する農家では、 カッパ・ゴム手袋・防護マスクなど完全武装で散布しても皮膚のただれ、肺・気管の炎症など絶えないそうです。 そこまでして何故農薬を使うのでしょうか。
理由は一つ、消費者が虫食いの無い安い野菜しか買わないから。
そんな農家でも自家消費する野菜は別の畑で農薬はほとんど使わずに作っているのが普通です。 安全基準にしたがって使用すれば安全なはずの農薬。 使用している農家が出荷用と自家消費用と作り分けているということは 安全基準通り使用しても安全でないか 安全基準通り使用されていないと想像してしまう。
農薬は散布する人が一番濃度の濃いものを扱うので一番危険なのです。そこまで危険な思いを私はしたくない。
少々の虫食いさえ気にしなければ農薬はほとんど必要がなくなります。虫が食べられほど安心な野菜と思えばいい。
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