無化学肥料で栽培するわけ
2004/05/04 (火)

野菜の成長をよくしたり収穫量を増やしたりするには化学肥料は即効性があり安価で非常に便利です。
便利なのに何故つかわないのか。

一つ目の理由は、化学肥料に含まれているある種の窒素化合物です。この窒素化合物自体に毒性はありませんが人体の中で発ガン性物質に変わります。有機肥料にも含まれていますが化学肥料には数十倍の量が含まれています。
化学肥料で育てられた野菜には無化学肥料で育てられた野菜よりこの窒素化合物が多く含まれることになります。
「摂取しない方がいいものは、なるべく摂取しないようにしよう。」と言うのが根本的な理由です。

2つ目の理由は、健康ブームで健康食品・栄養剤などがもてはやされていますが、健康食品と栄養剤だけで本当に健康な体が維持できるかということです。栄養学上必要な栄養素・食物繊維だけでは健康な体は維持できません。大人なら数ヶ月〜数年間生活はできるでしょうが、発育盛りの子供はまともな大人の体に発育しません。
同じ事が植物(野菜)にも言えると思います。
必要な栄養素だけを与えて見栄え良く育った野菜が健康な野菜と言えるかどうか。

私自身は四十数年間、化学肥料で育ちどっぷりと農薬につかった野菜を食べてきているし、残りの人生の方が短いので何を食べても平気なのですが、子供には良くないものは食べさせたくないです。子供には健康な野菜を食べさせたいです。

 
やまちゃんの農園日記
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