昨日の雨が朝のうちまで残り、午前中はときどき霧がかかるぱっとしない天気。軽井沢の場合、深い霧は霧雨と同じなので、肌寒くて湿っぽい日だった。午後から晴れる予報だったけど、結局まったく晴れずにずっとそんな感じだった。

午後、近所の旅友だちが子連れで遊びにきて、帰ったあとで東京から電話。雑誌への広告掲載の勧誘だった。
うちはほとんど有料広告を打ったことがない。広告打つお金があれば二人でタイに飛べちゃったりするので、ついもったいない感じがして・・・。でも、前回打ってからかなり時間が経過しているし、ここらでてこ入れも必要かと考え始めていたこともあり、考えた末利用させてもらうことに。朝のテレビの血液型占いで「直感を信じて行動すると吉」みたいなことを言ってたせいもあるかな。
早速、使用するポジを探したり忙しくなった。ポジはスキャナーで取り込んでメールで送る、ことになると思う。広告自体は向こうが作ってくれる。私が元広告も手がけていたライターだとは、相手は知る由もなく…。

私が仕事をしていた時代、まだデジタルカメラなんてものはほとんどなく、印刷物に使う写真はまず間違いなくポジフィルムだった。今はだんだんデジタルのデータを使うようになっているのだろうか？
遠い遠い昔（と言っても１０年くらいかな）、編集者は雑誌の大きさのレイアウト用紙って紙に、えんぴつで見出しやリードや写真なんかを配置していき、それをデザイナーさんに渡すと具体的に活字の大きさやフォントなんかが書き込まれ、それが印刷屋さんに渡ってゲラとして編集者に戻ってきた。すごくめんどくさいことをしていたんだよね。ある時期から誰もがパソコンを使うようになり、それまでデザイナーさんに任せていた部分が自分でできるようになり、いつの間にかゲラは印刷屋さんから戻るのではなく、自分のところで吐き出せるようになった。私がライターの仕事から遠ざかったのは、このちょっと後だけど、まだ「デジタルカメラなんかは使えねぇ」、とみんなが言ってた頃のこと。だから、それ以降、出版の現場がどう変わったのかはほとんど何も知らないのだなぁ。
何を長々と書いているんだろう。そうそう、代理店の人が「写真はホームページから取らせていただいて」と言っていたので、「げっ、４色印刷（カラー印刷）なのにデジタルデータ？」とびっくりしたんだった。そういう時代になったのか、あるいは小さな写真なのでデジタルでもあまり大差ないと判断しているのか。うーん。

今日は店の定休日なので、思い切って外仕事は休みにしてしまい、夕方からお買い物。普段まったくと言っていいほど買い物しない夫婦なのだが、今日はなぜだかスイッチが入ってしまい（広告にどんとつぎ込む決断をしたからかなぁ）、ユニクロまで足を延ばした。ロバ氏は夏用のズボンをご購入。私もサンダルを買いました。心なごむなぁ。