昨日の話題の続き・・・・・
2014/06/29 (日)

とても細く貧弱な冨山の雲・・・・・

このような冨山の雲を過去に見たことがある・・・・

30年ほど前の・・・昭和59年7月15日・・・・

この日は次の年に第21回茨城県水戸で全国大会が開催される前の年・・・・・

水戸市文化福祉会館で全菊連の本部主催の菊作り研修会が開かれた日・・・・・

この日私が審査と講師を務める地元の菊花会の会員の方たち十数名を引き連れて研修会の前に数年前から交流のあった日立多賀市(現日立市多賀町)の菊作り名人菊池信美氏宅に皆で訪問した時の事・・・・・

菊池信美氏はそれまでに全国大会の最高賞高松の宮妃杯を2度獲得している大名人・・・・・・咲かせる花の大きさには定評があった・・・・

それまでに私は4〜5回も菊池信美氏宅を訪問し、草丈が3〜4メートル、茎の太さが私の親指程の太さで、葉の大きさが手のひらを縦に2枚並べたような大きな葉で花が7号鉢を逆さにしたような花を見ていた・・・・

その様な話を折に触れ講習会等で話していたので皆もどのような樹作りなのかと大きな期待を持っていた・・・

訪れると玄関から家の中に通され和室を抜けて縁側から中庭に通される・・・・

中庭には20〜30坪の中庭に100鉢程の定植済みの9号鉢が整然と並べてある・・・・

その菊を見て一同顔を見合わせる・・・・

期待していたものとは大きく違うのだ・・・・

誰も見たこともない貧弱な菊がずらーっと並んでいる・・・

特に大掴みの冨山の雲は鉢の上の草丈は30〜40センチあるのだが葉の大きさが手の親指とひとさし指で作る輪より少し大きなくらいの長さ4cm程の葉で茎はよく見る赤い塗り箸よりも細い針金の様・・・・

菊池氏の家を後にすると車中で「なんだあの菊・・・・今年は失敗だろう・・・・・今まであんなお粗末な菊地元でも見たことない・・・・」等々の話が・・・・・案内した私の肩身がとても・・・・・

この年、私はその後2回菊池氏の家を訪れる・・・・
そのたびに大変な驚きが・・・・・

続きはまた後日・・・



i0 i1 (1) 福助用培養土を作るために15ミリ目の篩から落としてあった腐葉土を10ミリ目の篩に掛ける・・・・
(2) 5号のサンポストを7ミリ目で篩い、落ちたものを培養土に混ぜる・・・・
(3)
 
健康野菜作りを有機栽培で頑張っています 
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