2012/09/01 (土)
今日から農園の新たなスタートを・・・
猪に入られるのは畑に大量に投入した腐葉土等の中に住んでいるミミズのためと思われる・・・・
それで畑の表面をミミズの住んでいない山の砂で覆う計画?・・・・・・・(笑)
一応そのような考え方もあるのだが・・・・その他にこの畑のある場所は市内でも有数の福島原発事故による放射能のホットスポット・・・・・・畑の表面1uにおよそ30〜60万ベクレルもの放射性物質が舞い降りたと推測される・・・昨年の4月頃は0,8マイクロシーベルトを計測している・・・・
今年の春畑での作物の栽培を始めるにあたり、表面の土は薄く剥ぎ取り、其処の上に今まで栽培していた湯本インターチェンジ近くの畑から畑の底土などを土嚢袋に3000袋も運び込みそれを投入更に放射性物質を吸着するゼオライトも300キロも投入して作物が放射性物質を含まないように気をつけてきた・・・・しかし、ゼオライトに放射性物質を吸収させると言うことはこの場所に放射性物質を何時までも固定させて今後60年以上も放射線を放出し続ける事を意味する・・・・60年と言えば現在9歳の孫のその孫の代まで少なからず被爆することになる・・・・ちなみにこの畑周辺の現在の放射線量は0,28マイクロシーベルト前後なのだ・・・
放射能除染で最も良いのは表土を広く剥ぎ取ること・・・しかし、後手後手になっている政府の放射能対策で此処より何十倍何百倍もの高い値の放射能を含んだ場所の除染も一向に進んでいない・・・・剥ぎ取った表土を運び込む仮置き場も中間処理施設もまだ計画中のままで国会は福島で何事も無かったかのように夏休み中・・・・・
自分の身を守るためには自分で行動しなければ・・・除染も自分で・・・と、考えると放射性物質に余り汚染されていない土を客土するのが最も良い方法・・・・それで今日から砂の運び込み・・・
まず初めに春に畑の表面の土を削り取って捨てていた畑の南側の斜面を山土で深く埋める作業こうする事で畑も1〜2メートル広くなる・・・はず・・・
今日は10トンダンプで16台運んでいただいた・・・・一応100台ほどを計画している・・・
土は粘土交じりの山砂・・・・畑には最高級の品なのだが・・・ただ小石やバレーボール大の大きな石も若干混ざっているが・・・・
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(1) 10トンダンプで畑の脇の斜面に・・・
(2) 東に向かって 同じ場所に3台分入れると畑より40〜50センチ高くなる・・・
(3) 西に向かって
最後に畑全体が30〜40センチ高くなるように表面全体にも予定している・・・
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