世界一のジャガイモつくり 10
2006/03/11 (土)

15メートルの畝に37個ほどの種イモが一列に並ぶ、その種イモの上に角スコップに2杯ずつ山砂をかぶせていく。

ジャガイモはこの砂の中で育つ、砂の中は、ほぼ無菌状態なのでソウカ病などの土壌細菌に由来する病気などにはまずかからずに、肌の綺麗なイモが育つのである。

次に砂の上から畝全体に油粕の乾燥肥料(鉄力アグリ、バットグアノ等を混ぜた物)を蒔いていく。

この油粕の乾燥肥料と大量の堆肥によってジャガイモの必要とする窒素分の4〜5倍もの施肥料になってしまう、そのためにジャガイモは地上に芽を出すともの凄い勢いでぐんぐん育ちだし、茎葉とも大変大きくなり草丈は80cm以上にもなり1,4メートルもある畝幅も葉で覆われて土が見えなくなるほどになるだが、イモが育ち始める頃から土の中に大量に投入された炭素率の大きな籾殻によって余分な窒素がぐんぐん奪われて、自然と肥料抜きをした状態になり、育ったイモが腐ったり、素が入ったり中心部が黒くなることは無い、そればかりか籾殻に奪われた窒素は畑の地力を高めて次に作る作物に大変良く効きだしてくれるのです。

i0 i1 i2 (1) イモの上に砂をかける。
(2) イモの上に砂をかける。



(3) 油粕の肥料を撒く。
 
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