2006/03/05 (日)
次に、燐酸肥料として、バットグアノという、こうもりの糞から作った高級肥料を4キロ混ぜた。
更に、昨年から鉄イオンを含む資材、鉄力アグリを2キロ用意する、この製品は自動車メーカートヨタグループの企業の愛知製鋼が昨年から販売した物で、鉄イオンを含む資材としては貴重な商品で、植物の光合成を盛んにして目を見張る生育をするのと、ジャガイモの中に多くの鉄が取り込まれると言われている、鉄分はレバーや、肉類、卵などにも含まれるのだが、吸収率が10パーセント前後と低いのに対して、ジャガイモの場合はビタミンCが共存するため鉄分が還元されて驚くほど吸収されやすいので貧血の方にはジャガイモはお勧めなのです。
鉄力アグリ2キロの内1,5キロをピートモスに混ぜ合わせる、ピートモスはそのままでは、大変撥水効果が高く水を吸わないので、山砂を土嚢袋1袋分混ぜて水を掛ける、不思議なことに砂を混ぜると比較的簡単に水を吸ってくれる。
ピートモスにこれらの資材を良く混ぜ合わせ水で湿らせた物を土嚢袋に6袋用意する。
次に、畑の地力を高め、有用なバクテリアを大量に投入するために、ベントナイトの土麹を土嚢袋に6袋用意して10ミリ目の篩いをと通す。
ベントナイト(モンモリン族の粘土)は粘土の王様と言われ、国内の一般的な粘土(カオリン族の粘土)より10倍近い保肥力(塩基置換容量・CEC)を持っていて、そこに更に塩基置換容量の大きな腐植(ミミズの糞等)を混ぜ合わせて微生物の力を借りて60度程の温度で発酵させた土麹には1グラムの土の中に有用なバクテリアが数億個も住み着いているといわれます。
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(1) バットグアノ(こうもりの糞)を混ぜる。
(2) 鉄力アグリ1,5kgを加える。
(3) ベントナイト土麹を10mm目の篩いにかける。
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