世界一のジャガイモつくり 3
2006/03/04 (土)

次に畑に投入する様々な材料を用意する、このような材料を使ってジャガイモを作った人間は有史以来誰もいないと思われる、ジャガイモの育つ理想的名環境を目指して十数年ほとんど同じやり方で大変良い結果が出ているのでこの方法には自信を持っている。

まず、山土を用意する、2畝で80個前後のイモに対して土嚢袋7分目入りで30袋用意する、砂は粘土を含む砂岩で海の砂よりも10分の1程粒の細かい砂で、花崗岩が崩れたような荒い粘土のあまり含んでいないものは不向きである。

次にピートモスを用意するピートモスはミズゴケが気温の低い湿地で腐らずに長い年月堆積して腐植土のようになったもので、強い酸性の用土である、ジャガイモは弱酸性の土を好むのでジャガイモ栽培する畑には石灰などのアルカリ性の資材を使うのはよくない、しかしジャガイモの栄養価と薬になる成分を高めようとした時カルシウムを少しでも多くジャガイモに吸収させたいとの思いがあった、消石灰や苦土石灰はアルカリ性が強いのだが、牡蠣ガラを粉にした物はアルカリ度が低く穏やかに効いてくれるので毎年それを使っていたのだが、同じく酸性を好む菊に使って大変良い成績を上げていた貝の化石を粉にした貝活性肥料が今年は沢山買い込んだのでそれを今年から使うことにした、この製品は富山県で生産されていて、昔、聞いた話に、「富山県が薬で有名だったのは薬草を採集する土壌にカルシウムが多く含まれていたので薬の効きがよいのだ」というものがあった、あながち否定できない話のような気がする。

ピートモスに貝化石を混ぜることにより酸性を保ちながらカルシウムの補給になる、ピートモスは土嚢袋5袋分用意して、そこに貝化石を4キロ混ぜ合わせた。

i0 i1 i2 (1) 土嚢袋に山砂を詰めて畑に運ぶ。
(2) ピートモスを袋から取り出してよくほぐす。
(3) 貝化石の石灰を加える。
 
健康野菜作りを有機栽培で頑張っています 
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