世界一のジャガイモつくり 2
2006/03/03 (金)

畑に畝の長さ15メートル、畝と畝の幅1,4メートルの二本の畝に、キタアカリとアンデスレッドを植える予定、種芋は2ヶ月ほど前にホームセンターから買い込み、毎日挿し芽箱の上に並べて日中は太陽の光に当てて緑化させて、じっくりと芽だしをしておいた。

まず畝を立てる場所に籾殻を撒く、籾殻は全部で18袋用意をしてある、2畝分の畑の表面に撒くのはその三分の二でガラ袋12袋、籾殻を大量に使うのは、まず通気性がよい畑にするためで、ジャガイモの他トマトやナスなどナス科の植物やキュウリやカボチャ、スイカなどのうり科の植物は酸素が十分にある通気性の良い土を好み育ちが良くなる。
また生育期間が4ヶ月前後と短く、イモが育つ時期に肥料が効いているとデンプンを多く含む美味しいイモができない、それで肥料は早く効きイモが育ち始める時に徐々に肥効が落ちるのが理想なのだがなかなかそれが難かしいので、昔から農家ではイモの植える畝の中に生の藁を入れていた、藁や籾殻は、炭素率が高くなかなか腐って分解しにくい、気温が上がり分解する時には周辺の土の中から窒素分を奪ってしまう、つまりジャガイモのイモが育ち始めて肥料が邪魔になるとき籾殻が肥料を抜いてくれる優れものなのです。

その上に、ミミズの糞(完熟堆肥)ミミズ入りを1輪車に8台分を撒く、ジャガイモに与える肥料は早く効いてくれるのがいいので私は完熟堆肥を沢山使う、窒素分はこの堆肥だけでほぼ十分な量が賄えると思う、更にこの堆肥の中には大量のミミズと無数のバクテリアが住み着いていて塩基置換容量CECが極めて高く保肥性が良いので一気に肥料が効いて障害を起こす危険性がとても少なくなる。

i0 i1 i2 (1) 畑全面に籾殻を撒く。
(2) その上に完熟堆肥を撒く。
(3) 完熟堆肥の中にはミミズが沢山住んでいる。
 
健康野菜作りを有機栽培で頑張っています 
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