スプラウト
2005/02/19 (土)

テレビの健康番組で取り上げられると「わあーっ」と日本中のスーパに人が押し寄せては、少し時間がたつと海の波が引くように人が引いて、余り見向きもされない健康野菜(食品)。
長続きしないのは、何事にも熱しやすく冷めやすい移り気な日本人の国民性なのかも知れないが、どんなに健康に良くても「美味しくて、手軽」でないと駄目かも。
更に、研究者や、学者の目からではなく、生活者の視点に立った知識や情報が求められている時期に来ていると思う。
たとえばどんなに体に良い栄養素が多く含まれていても、わさびやパセリのような刺身の薬味や、つまにする野菜と、鍋物や、おひたしなどの温野菜とでは食べる量が余りにも違いすぎて、比較をすることには無理があると思う。
今話題のスプラウトも発芽後3日目が良いといわれてもスーパーなどで店頭に並んでいるもので、発芽後3日目なんていうものが本当に存在するのだろうか。
20年以上も地域の公民館などでハーブや、健康野菜、そして漬物などの講習会を述べ1000回以上も開いてきたのだが、私達の花と緑の会でも健康野菜をもう1歩踏み出して、薬になる野菜を研究テーマにしようと考えている、同じ野菜でも栽培方法や品種の違いによって著しく栄養素の含有率がばらつき、食品成分表の数値まで改正されている今日、同じ野菜を作るにしても、更なる知識と技術が求められていると思う。

i0 i1 (1) 今話題のブロッコリーのスプラウト。
(2) 韃靼そばの芽、7号鉢に次々に種を蒔いている。
(3)
 
健康野菜作りを有機栽培で頑張っています 
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