| 2004/08/19 (木) 
 今日は晴。 
 日中のかん水はだめ。という話をよく聞きます。
 でも萎れている野菜をみるとかわいそうでつい日中に
 かん水をしてしまった。という人も多いはず。
 
 なぜの日中のかん水がよくないのか、いくつか理由が
 あります。
 @晴天日の日中は、気温が上がるため植物は温度を下げ
 ようと気孔からさかんに蒸散をします。そのため根から
 も盛んに吸水して地上に送ろうとするのです。このとき
 根はものすごく活動が盛んな状態で、吸水と同時に肥料の
 吸収や呼吸をさかんに行っています。この状態でかん水
 を行うと水分過剰で呼吸が阻害されてしまい、吸水どこ
 ろではなくなります。からからに乾燥した場合に急に
 行うとこの傾向が強いので注意が必要です。
 A上記のように根が弱ると肥料が吸えなくなって生育
 を支えられなくなります。
 Bまた、根が弱ると土壌病害虫にやられやすくなります。
 ウリ類などは急性萎ちょう症状がでたりしやすく、ナス
 類では高温性細菌である、青枯病がいきなり発生してき
 たりします(^^;
 
 台風が近づいていますが、なにも被害がないことを祈っ
 ています。
 
 
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