| 2004/06/14 (月) 
 今日は晴れ。 以前の農業関係新聞の記事に、「なす1株に300個収穫」
 なんて記事がありました。興味を持って眺め読み進むうち
 になるほどと思える箇所がいくつかありました。
 
 その一つに芽かきがあります。活着後にはなすはどんど
 んとわき芽を伸ばしてきますが、通常3本仕立てにした
 後、家庭菜園では放任する人が多く、プロ農家では整枝
 してきれいに枝管理をすることが多いです。
 
 しかしここで問題なのは、放任すると栄養が分散してし
 まい、無駄な枝が多くなることです。そこで伸ばす枝と
 収穫する枝をきちんと分けて、収穫枝は実を収穫したあ
 ときり戻すのが大切です。
 しかしこの達人は3本仕立てにした後のこの整枝を行う
 までの期間が大事ということです。
 
 つまり、3本仕立てにしてからすぐ伸ばす枝、収穫する
 枝と分けるのではなく、草丈1mくらいまではなすの
 生長するにまかせ、その後整枝にかかるとのことです。
 けっして放任はしないそうです。
 
 達人いわく、
 なすは初期から整枝でいじめるとなかなか根が伸びずに
 その後の収穫の維持ができないため、つい肥料をたくさん
 してしまいがちになるが、これだと病害虫が多く防除も
 大変になるのでかえって損。初期はのびのびと株づくり
 を行い、落ち着くころから役割分担を決めてたくさんの
 実を収穫できれば、それほど肥料づけにしなくても良く、
 風通りも良くなるので、防除なども少なくて済む。
 
 とのこと(^^;
 
 
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