| 2004/02/16 (月) 
 今日は曇。でも寒いです。 
 野菜の保存の話の続きです。(∩.∩)
 さてどんな野菜でも冷蔵庫保存がよいのでし
 しょうか?実は違います。
 
 まずなんといっても難しいのはショウガとさ
 つまいもです。13〜15℃くらいが保存適温で
 これより低いと低温障害を受け腐りやすく、
 高いと芽が伸びてきちゃいます。新聞紙など
 にくるんで、夏は涼しいところに、冬はあた
 たかい部屋の隅で保存します。
 
 次はなすときゅうり。保存適温は10℃くら
 いで、これより高いと呼吸が多くなって味が
 落ちやすく、低いと皮の組織が数日のうちに
 徐々に壊れてぬるぬるしてきますし、内部も
 変質します。密封できるポリ袋に入れて、夏
 冷蔵庫の野菜室、冬はやや暖かい部屋の隅な
 どで保存し、なるべく5日以内に食べきりま
 しょう。
 
 このほか低温障害はでにくいのですが、生理
 的に5〜10℃くらいがよいものには、かぼち
 ゃ、インゲン豆、ピーマン、さといも、ふき
 オクラなどがあります。他の野菜は2℃程度
 まで下げても大丈夫ですが、冷気に直接あた
 ると組織が凍傷になりますので、おき場所に
 注意してください。
 
 ちなみに食べる時の温度は、10℃以上のほう
 が舌の味蕾が働きやすいのでおいしく感じま
 す(^-^)
 
 
 
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