接木
2006/01/16 (月)

harenotikumori.gif 昨日の続きで、接木を簡単に紹介します。

まず接木の仕方ですが、台木(今回は一昨年挿し木したホームベルの苗)のシュートを地際から5センチ程度の所で切断します。
穂木は私の場合6センチから7センチ程度で葉芽が二個程度上部に残るように切ります。
今回は台木と穂木の太さが同じ位なので、穂木はクサビ型に鋭い刃物で削ります。このとき両刃の刃物よりも切り出しナイフのような片刃が削り易いように思います。
台木は立てに切れ目を入れて穂木をその切れ目に差込ます。写真一枚目

写真二枚目が差し込んだ所です。このように台木と穂木が同じ太さの場合は良いのですが、太さが違う場合は台木の切れ目を太さが合うように端っこに寄せたり、それでも難しい場合は写真一枚目の穂木の削った面に見える表皮のすぐ下の緑の濃い所(形成層)の片側を台木の形成層と合わせるようにします。
なお太さが違い端に寄せる場合はクサビ型ではなく片側は平行に削るのが良いようです。

写真三枚目のように接木テープをしっかり巻いて出来上がり。

とにかく良く切れる刃物を使うこと。形成層を潰してしまうと失敗する確率が高くなるようです。

昨年は、8本接木して現在5本生き残っています。初めてでこの位成功すれば十分です。

i0 i1 i2 (1) 台木に穂木を差込ます。
(2) 差し込んだ所。
(3) 接木テープをしっかり巻いて出来上がり。
 
ブルーベリー日記
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