2011/04/04 (月)

何時もセルトレイの保温用トレイとして紹介してきた510型育苗箱に育苗土を入れて、ガーデンレタスと30日チンゲンサイの種を、種蒔きスプーン「楽たねクン」で蒔きました。
育苗箱は深さが浅いのですが、収穫まで試してみます。
土は商品「ちょう土です」に使用している育苗土で、肥料は2~3週間もつタイプです。その後は液肥料を追肥予定です。
育苗箱の土をなるべく平らにならし、楽たねクンの穴あけ部で穴をあけていきます。レタスは5cm間隔であけました。この間隔の場合は、10mm厚の板などで溝をつけるのが早いです。 チンゲンサイは幅方向を10cmm、長手方向を5cmm間隔にあけてみました。

次は楽たねクンのスプーン部を開封した種袋に差し入れて、スプーン上の種が滑り落ちる角度でぬきますと窪みに落ち込んだ種のみを取り出すことができます。袋の種は出来るだけ袋の隅部に集めておいて差し込んでください。


チンゲンサイはほぼ一個入りますので、そのまま穴に落とし込んでください。
レタスは2~3個入ることが多いですが、スプーンの傾き加減で一個ずつ落とす様にしてください。今回はガーデンレタスですから、気にしないで蒔きました。
レタスの種は厚みが薄く、軽く、また静電気も帯びていますので、スプーンは静電気防止タイプの樹脂ですが、最初スプーンにつくことがあるかもしれません。その場合はスプーン部を指でしごくようにしてください。
ほとんどの種は袋内で静電気を強く帯びています。できれば、静電気を逃がすため、ステンやアルミ製のカップに移して行うと良いですね。種の量が少ない場合も、この様にカップを使うと楽ですよ。
蒔き終われば、穴を指でふさぎ、種蒔き終了です。 
その後は水やりです。今回は、レタスは給水トレイを使い、育苗箱の下から、チンゲンサイは、ジョロで上から補水しました。


土入れから種蒔き、補水、保温すべて完了まで、50分程でした。
今後は両苗とも芽が出るまでは、給水トレイで行います。勿論、苗カバーで保温します。
今回は育苗箱に育苗土を入れる前に、稲の育苗箱で使用される和紙を一枚敷きました。土漏れ防止と補水性を良くするため、更には根が育苗箱から出ないためです。
これからが、楽しみですね。 →楽農楽舎HP
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