2025/07/14 (月)
出勤日。
台風接近中とのことで、色々対策したけれど空振り・・笑
老人施設というところ、いつ何が起きるかわからないと実感。 先週、お顔を見ていた利用者さんが日曜日にご逝去と知る。80代後半の男性。 「え?ディに来てたじゃないですか?」と言うと・・・ 「こんなことは珍しくもなんともありませんよ」と平然としてるセンター長と看護師・・・ 聞いた私は大ショックでして、思わず涙ぐみましたよ。 出勤日の朝は、本人からほぼ毎回電話を受けていて、「今日は行ける?」と言われてた。 ココのディが大好きで、キャンセル待ちをして利用日以外でも来たがっていた人。
ご遺族には面と向かっては言えませんけど、こんな良い死に方はありませんよ。 亡くなる数日前は、ディに来ていても静養室にいることが多かったらしいですけど、 入院もせず、特養にも入らず、前日まで歩いてて・・・ 日曜日の朝、隣で寝ていた奥さんが目を覚ましたら、冷たくなっていた・・そんなポックリ。 皆が言う。 「こんな良い死に方って、生きてるときにどれだけの徳を積んだのか・・・」
「今日が、この人にお会いできる最後と思って接する。何があってもおかしくないよ、80代後半」 ・・介護の心得だそう。 70代はガンで亡くなり、90歳を超えたらダラダラと生き続けるパターンが多いらしい。
息子さんからは遺影にする写真の問い合わせ。 連絡帳用に写真を撮るわけですが、その中に良い写真が無いかと探す介護員さん達。
そしてまた、ご夫婦で利用されていたのだけど、一人暮らしになる奥さんは引き続きディに通いたい希望があるらしく・・・ 介護員「一人暮らしは到底無理じゃないかな?」とはいえ・・ 本人が通いなれたディ利用を希望し、そこでお風呂を済ませたいらしく、息子家族との同居は考えてないようで・・ 頭を悩ませる介護員一同・・・奥さんの方が介護度が高かったわけで・・・
|