2008/06/14 (土)
今日も晴れて暑くなりそうである。 最近雨がぜんぜん降らない。 畑もかなり乾いている。 そんな中、早起きして菜園Aの草取り。 今日は、主に通路の草取り。 通路には、イネ科の草が多い。 草刈り鎌で、根本をかいていると、虫の幼虫が一緒に出てくる。 草の根本には、こんな虫たちが結構住んでいるのである。 この虫たちは、何を食べているのであろうか。 植物は、自らの根から有機分を出し、微生物に食べさせていると聞いたことがある。 その微生物が固定した、栄養分をいただき植物は、生長しているのである。 いわば、この自作自演で植物は、生長できる能力を元々持っているというのである。 微生物との共生関係である。 しかし、野菜はその能力が、極端に低下した植物であり、人間が栄養分を与えないと生長できなくなった植物になってしまったのである。 我が家は、無肥料状態にして、植物の本来持っている能力を引き出そうという考えで、ここ何年か挑戦している。 まだまだ、目的の達成にはほど遠いが、今更もとに戻ることはできない。 などと考えながら、ひたすら草をかいていた。 話を元に戻すと、例の幼虫は、なぜ草の根元にいたのだろうか。 やはり、根から出る有機分を餌にしていたのだろう。 そう考えると、この草をやたらに抜いてはいけないのではということになる。 畑の草を根こそぎ刈ってしまうと、彼らは行き場を失い、当然野菜の根から栄養分を吸収せざるを得なくなる。 草との違いは、定かでは無いが、野菜はこの時枯れてしまうものもあるのである。
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