2010/01/27 (水)
マラソン選手だった高橋尚子さんが農業を始めるとの報道。 以下は日本農業新聞webサイトより抜粋の上、転載。
シドニー五輪マラソンの金メダリストで、現在はスポーツキャスターとして活躍する高橋尚子さん(37)が、春から北海道伊達市で農業を始める。同市大滝区の農業生産法人と連携し「Qちゃんファーム」を開設。1ヘクタールの農地で野菜などを栽培する。陸上選手としての経験を生かし、食と農の価値を発信する。高橋さんは「食べることの大切さを訴えたい。農業がその第一歩になれば」と意気込んでいる。
転載以上。
高橋尚子さんが実際にクワを持って畑を耕したり、草むしりをしたり...なんて事は無いと思うけどね。 農場のキャラクター的存在になるんでしょうか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 少し前、ひこばえさんの日記で直売所の売り上げが減り始めたという話題があった。 スーパーもダメ、直売所も減少 となれば、個人宅へ宅配している販売形態はどうなんだろうか。
そのときに穫れる野菜などを、種類はおまかせで段ボール箱に詰めて、毎週とか隔週とか、月イチとかの定期的に宅配便で家庭に届けている農家がたくさんある。 有機栽培や無農薬栽培農家に多い。
こういった販売形態は、スーパーよりはもちろんの事、顧客によっては直売所で販売する形態より、生産者と消費者との結びつきが強い事がある。例え、距離が離れていても。
人間的な結びつきがある分、少々給料が減ったというだけで契約を解除したりしないと思うのだけど、それでも契約の解除を申し出る人が増えているそうだ。 それも、事業開始以来付き合ってきた人とか、実際に何度も顔を合わせた事がある人が、ポロポロと辞めていっているというのでコレはただ事ではない。
契約の解除を申し出た人も、多分、かなり辛い思いをしたはずだ。 アマゾンで注文した本の取り消しを行うのとは、全く違う。
でも、それでもやはり契約の解除を行わねばならない家庭が増えてきているようだ。
しかし、消費者と直にふれあう事が無い出荷形態よりは相当、マシであると思う。 今年度、スーパー各社は相当厳しい決算状況が予想されている。 農協など出荷団体を通じて生産サイドへ求められる価格の引き下げも、相当なものがあるだろう。
消費者直接や地元主体の販売に確信が持てる時だ。 私のところでは今まで以上に、こちらへ軸足を置いた方向へ持って行くつもりだ。
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