2010/01/19 (火)
田舎へ行くと、消防団という自衛組織がある。 火災を消し止めたり、行方不明者が出れば捜索作業をしたり、大雨が降れば河川を見回ったりする。
もちろん、構成員は全員男だ。
私は幸いにも消防団に入った事がない。 「幸い」というのは、消防団へ入ると本番以外に訓練などで、色々と出かけなくてはならず、仕事に影響がでるからだ。
もちろん、火災を消し止めるには訓練が必要だ。 だけど、放水の大会や出初め式など、形骸化した行事もだいぶあるようである。 これを批判する事は、相当な覚悟をもって行わなければならない。最悪、袋だたきに遭うかもしれない。
私が話に聞いた内容が事実だとすれば、かなり封建的でヒエラルキーが物を言う世界のようだ。
しかし、消防団の慰安旅行...これは、無礼講だそうだ。 旅行先は決まって、歓楽街がある温泉地。 メンバーは全員男だから、コンパニオンを挙げてたらふく飲んで喰って。 それが終わったら、各自思い思いにオトコの夜の快楽に浸る...らしい。
妻も、ダンナが旅先で何をしているのか分かっているだろうが、消防団の慰安旅行という大義名分があるので、何も言わない。
ある人に言わせると「消防団は男のロマン」だそうだ。
いつまでもこんな事でいいのかと正直、思う。
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