2010/01/06 (水)
面白い記事のご紹介。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20091225/211894/?P=1
アメリカで家庭菜園が流行り始めているらしい。 もっとも、雑誌の記事なので多少、おもしろおかしく書いてある部分はあると思うけど、流行の理由が面白い。
野菜が高くなっているから自給する人が増えた...なんて単純な理由ではない。 雑誌の記事によれば、主たる理由は「他人に対して過度に身をさらすことは危険だと誰もが気がついた」との事。
なんだ、この日記でしばしば自分が言っている事じゃないか..と正直思った。 以前から書いているように、自分で食い物を作る事ほど確かな事はない。つまりは、そういう事だ。
また、ぞろ一部の経済評論家が「自給率などという幻想に惑わされず、国際経済の枠組みの中で生きていく模索をすべきだ」などと騒ぎ始めている。 簡単に言うと「食い物は国内で作る事はない、安いところから買え、製品なり技術なりを輸出して食っていけ」という事である。
ちょっと穀物の値段が落ち着いたら、すぐコレである。 あの穀類高騰の渦中、この評論家はどのようにコメントしていたのか、調べられるものなら遡って調べたいものだ。
確かに、自給率という数字の表し方や統計の取り方には問題はあるかもしれない。 しかし、生きていくのに必要な最低限の物はテメエで何とかする..これはやはり基本である。
自給率の数字の出し方がおかしいの何のというイチャモンを付けて、最後には「農水省にダマされている」だのいう輩は相手にしない方がいいよ。 評論家は責任を取らなくていいから評論家なのです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 先日、テレビで放映された金子氏。 この地域にも氏のところで勉強してきて農業を始めた人が何人もいる。 もう、すっかり有名な人なので、何も今更テレビでやらなくても...と思ったせいか..見忘れた。
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