農業を支える人
2009/02/25 (水)

先日、今までお世話になっていた農機具店の社長が亡くなった。

思えば、昨年12月に電話で話をしたのが最後だったっけな..
妻は、その後、代金を払いに店に行ったので年末に会ったのが最後。

そのお店、ご多分に漏れず売上げ減少で、一時は何人もいた従業員は全部辞めてしまい、最後の従業員は一人だけだった。
息子はお店を継がない。

農家が無くなっていくのと同時に、こうした農業を支える仕組みも崩壊していく。
さて、これから農機具の整備をどこに頼もうか...
整備用のきちんとした施設を持っているところは、あとはJAくらいしか無いのが現状なのだ。

昨日書いたように、高原野菜農家に限っていえばかなりの農家が赤字。
従って、このあたりで見切りをつけて辞める農家も多い。

ぶっちゃけ、作りすぎである。
いや、やるならもっと大規模に100ha単位でやらないとダメだ(もちろん、そんな農地は無いが..)
でなければ、あとは父ちゃんと母ちゃんの二人で、細かい農業をやっていくか。
6haだの10haだのという、中途半端な面積の農家が最も苦しい。
一千万円以上するトラクタを買って、一日のほとんどの時間を小屋で眠らせておくのはもったいない。
こうした高額な機械を経済効率良く使おうとしたら、10haでは小さすぎるのだ。


 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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