2008/07/09 (水)
朝、また雨。 またまた雨の中の出荷作業。 しかも、鹿に荒らされた畑なのでモチベーションはめちゃめちゃ下がりまくりだ。 この雨にしちゃ、レタスに病気らしい病気が発生していないのだけが幸い。
出荷作業終了と時を同じくして雨が上がった。直ちに防除。 こんだけ雨が降り続くと、本当に防除が忙しい。 どうせ夕方からまた雨だから、昼でもなんでも防除しとかなくてはならない。 これだけ雨が降り続くと腐敗病の発生は必至。 畑によっては斑点細菌病やベト病も出るかもしれない。
レタスのベト病については、以前はあまり良い薬が無かった。予防剤だとダコニール、治療剤でもクリーンヒッターとかサンドファンCとか。 クリーンヒッターやサンドファンだと、正直、全くのパワー不足。梅雨時期には効かないんだよね。
でも、最近はいい薬が出てきた。 正確に言うと、薬自体は以前からあったのだけど、最近やっとレタスにも使えるようになったのだ。 これは助かる。
この新規登録された薬の中には、以前、この日記で紹介した普及員とのやりとりで出てきた薬もある。 普及員に相談した時に「*****が効くよ」と言われ、自分で調べてみたら「レタスに登録無いやんっ!」っていう経緯のあった薬だ。 この薬は最近、レタスにも登録がとれたのでやっと使えるようになった。
まぁ、登録がとれていない薬をフライングで教える普及員も普及員だが、当時はそれをしなくちゃいけないくらい良く効く薬が無かったという事だろう。
今日、防除をしていたら散布竿の先端にあるネジ部分がポロッと折れた。 散布の度に加重がかかるので金属疲労が進んだようだ。 これはしばしばあることなので、散布竿はいつも手元に予備を置いてある。だから作業そのものには支障は無かった。 だけど、あれだけ圧力と加重が加わるところにあんなチャチなネジではすぐに壊れる事は素人目に見ても明らかだ。 どこのどなたが決めた規格かは知らないが、世の中で広く使われる物の規格を決めるときは、よほど注意深く配慮して決定して頂かないと、後々、使う人が苦労する。
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